ベイスターズ打線のミートポイント問題

8月27日 神宮球場(ビジター)

De7-3ヤクルト

勝利投手  濱口 (8勝5敗0S)

首位から10ゲーム

 勝った…だよー。22打席無安打だった宮崎選手にヒットが出たのもよかったです。本日、ロペス選手にヒットがありませんでしたが、ライト方向への当たりもありつつ、サードゴロのエラー出塁も当たりはよかったので、多分、問題ないと思っています。

 打線の調子はいいですね。ざっくりですが、今の打線をおさらいしてみます。捕手、投手除く。

1番・桑原選手

開幕当初より選球眼がよくなり、出塁率が上がりましたね。ミートポイントが前すぎるけど、左右に打ち分けられる好打者になりました。でも、もう一皮むけてほしいですね。シーズン3割いけるんじゃないですかね。いってほしいです。勝つことが第一ですけどね。桑原選手の出塁次第でその日の試合が左右されますからね。今後もお世話になります。よろしくお願いします。

2番・柴田選手

1,2塁間を抜けるゴロが多いのですが、最近はセンター前、レフト前のヒットも見られるようになりました。外のボールだけは無理に引っ張らず、あとはどんどん引っ張ってもらっていいんじゃないでしょうか。今季大きく成長した選手の一人ですね。強い打球の打てる打者になりました。あとはシーズン通して働ける体力をつけてほしいかな。

3番・筒香選手

当たりが戻ってきましたね。低めの変化球は丁寧に捌きつつ、あからさまに甘い球を狙っています。弱点だったインハイストレートも先日、”強引に引っ張ってみる”という荒業を見せてくれました。魅力は本塁打ですけど、後ろの打者も信頼のおける選手なので、これからもつないでいってほしいです。

4番・ロペス選手

抜けたスライダーを捉えるのが上手ですね。今季は好不調の波も少なく、素晴らしい働きをしてくれています。昨季、小川コーチに指摘されたステップも真っすぐになっているようなので、このまま頑張ってほしいです。たまに見られる、ストレートの振り遅れが気になります。最近はポップフライをあげることも多いんですよね。でも、いい。行けプルヒッター。

5番・宮崎選手

やっとヒットが出たので、調子を戻してくれるはずだと信じています。生まれつき股関節が硬かったり、故障の少なくない選手なので、心配になってしまいます。ミートポイントが近いもののしっかりと振りぬく天才なので、併殺が多くてもいいです。守備も上手になったので、試合に出てくれればいいです。ハチミツあげるんで、ブンブン振ってください。

7番・梶谷選手

バットを縦にしてミートポイントを前にしたそうですね。本塁打も出ていて調子も上向き。打席でタメが作れるようになったように見えます。バットコントロールは巧いと思うんですよね。ミートポイントを前にしたのは正解ではないでしょうか。ちなみに私も梶谷選手のラインドライブに魅せられた一人です。まだまだこんなところにいる選手ではないはず。シーズン後半も、たくさんチャーハンを食べて頑張ってください。多分、9月は梶谷選手がチームを救ってくれるようなバッティングをたくさんしてくれると信じています。

9番・倉本選手

シーズン当初はどうなることかと思いましたが、7、8月の月間打率は3割近い成績を残しています。引っ張るようになってから、調子が上向いたそうですね。

 おこがましいかとは思いますが、打線レビューみたいな感じになってしまいました。なんか、すいません。

 こうしてみると、引っ張る選手が増えたような気がします。そしてミートポイントを前にする打者が増えたような気がします。泳いだような打ち方でもヒットになること、ありますもんね。好調のカギはこのあたりにあるような気がします。このまま9月、10月と突っ走ってもらいたいですね。