そういえば残りの6連戦、DeNAの先発は誰なんだ問題

7月7日 横浜スタジアム(ホーム)

De5-3ヤクルト

勝利投手 田中(2勝0敗0S)

セーブ 山崎康(1勝2敗20S)

本塁打(Deのみ) 筒香 20号(6回裏3ラン)

81試合 38勝 40敗 3分 首位と9ゲーム差 2位

 今日も逆転勝ちです。いい試合でした。横浜も神ってきましたね。こういう試合を続けてもらいたいです。

 先発は久保康友。6回2失点とまずまずの投球でした。しかし、打線が相手投手の村中をなかなか打ち崩せませんでした。それでも2対0とビハインドの6回、エリアンのセンター前、宮崎が粘った後の四球、そして筒香の初球。センターバックスクリーン横に逆転3ラン。同点にされた7回は2アウトから、エリアン四球、宮崎2ベース、筒香レフト前。3人で5点取ってます。打順はしばらく変えないでしょうね。ロペスがやや心配ですが、悪いところがほとんどないです。やっと、98年のマシンガン打線が肉眼で確認できるくらいのところまで辿り着いたような気がします。

 ブルペン陣はヤマヤスがまだちょっと不安ですね。”先頭打者を四球に出さないと燃えない病”が今日も発令されました。レフト乙坂の好プレーで助かりましたが、ちょっと、どうなんですかね。昨年はクロスステップだったものを直したようですが、その分、コントロールが悪くなっているような気がします。また、クロスステップの場合、右打者が打ちづらいという面があったのすが、今年はそれが解消されてしまっているようにも思えます。”劇場型”と揶揄されてしまうところもありますが、今年に関しては、もう、我慢して見守るしかないのかもしれません。

 とにかく、前半戦最後の山場となる9連戦のファーストカードで3連勝です。ラミレス監督が目標に掲げていた”前半戦勝率5割ターン”も見えてきましたね。しかしですよ。ふと考えてみたんですけど、後の6連戦って先発、誰が投げるんでしょうか。モスコーソと砂田が2軍落ちしているので、今残っているのは山口、石田、井納、久保。三浦が中日戦で投げるのが決まっているとしても、1人、足りないじゃないですか。

 というわけで残りの6連戦の先発を予想してみました。8日の巨人戦は予告先発で井納が決まっています。9日はローテ通り石田だと思います。じゃあ、モスコーソローテだった10日は?

 ってことで10日の先発予想。

・7月3日のファーム西武戦で7回2失点だった飯塚。巨人が初物に弱いという傾向に乗じて、いきなり1軍入りっていう可能性もあるんじゃないかと。

・中日戦と公言されていましたが、裏をかいての三浦

・中4日で山口。

 いかがでしょうか。私的には本命は飯塚ですね。では次。

 11日と13日の中日戦はローテ通りでいくと山口・久保です。山口が巨人戦で投げることがあったとしたら、三浦は確実に中日戦で投げるでしょう。いずれにせよ1枚足りない。ってことは、オールスター明けと考えられていた今永を前倒しで中日戦でということも考えられるのではないでしょうか。7月6日のファーム日ハム戦で6回1失点だった三嶋も、可能性としてはあると思います。飯塚が巨人戦で投げなかった場合は中日戦登板も考えられます。

 要はへばりはじめているという見方もある先発投手陣の再構成ということでも、残りの6連戦の先発が誰なのかというのは、ある意味、見ものでもあるんですよね。

 好調の山口・久保は外せない。やや疲れの見える井納と石田は巨人戦のピッチング次第。今永はオールスター明けの予定ですが、そのときのピッチング次第。砂田・モスコーソ枠、1枠か2枠。これをどの投手が勝ち取れるかということになるわけです。

 ファームの状況からみると、若手の飯塚、中堅の三嶋。残り6連戦の中で登板確定となっているベテランの三浦。この3投手の戦いとなるような気がしますね。

 なんですか。この数年前ではありえなかった投手王国な感じ。もう、ワクワクですね。今季はまだ、いい意味で一波乱、二波乱ありそうな気がします。