戸柱恭孝と嶺井博希の捕手穴埋め問題

 優勝を狙うならば、これからの試合は1つも落とせないですね。というか、落としてほしくない。

 【2019年8月27対ヤクルト戦】

 先発は上茶谷投手。立ち上がりから制球が悪く、とんでもない抜け球が多かったです。逆に荒れ球なので、相手打線が絞りづらい面もあったのかもしれません。アウトコース低めにズバッとキレのあるストレートが決まることもあったので、なんか、もったいないというか、伸び悩んでいるような感じに見えました。6回3失点3被本塁打。上茶谷投手、今月は勝利に恵まれなかったんですよね。めげずに次の登板に向けて、しっかりと準備してほしいですね。

 試合は粘り勝ちでした。リリーフも踏ん張り、打線も活発化しつつあります。伊藤光選手や宮崎選手、パットン投手がいないなかでの戦い方が出来上がってきたのではないでしょうか。

 伊藤選手の穴埋めとして頑張っているのが戸柱選手と嶺井選手。2人とも今季はバッティングの調子がなかなか上がらなかったのですけど、ここ数試合にきて、ヒットが増えてきました。

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 特に嶺井選手はここ一番でいいヒットが出てますね。前回の巨人戦では逆転2ラン。本日は追加点となる貴重なタイムリー。2016年CS3戦目のタイムリーを想起させる勝負強さがここ数試合で出てますね。

 戸柱選手は盗塁を刺すこともありますし、嶺井選手は強引なリードが減りました。巨人戦で三嶋投手のときにスライダーを連投させて、ファールで粘られた後にストレートで三振を取ったシーンがありました。あれ、よかったなあと思っています。

 ここ数試合は戸柱選手は先発、嶺井選手は試合を締めるという役割を与えられています。概算すると2人で伊藤選手1人分の活躍をしているといってもいいのかしら。そうなんですよね。けっして伊藤光選手を越しているわけではない。誰が見ても、伊藤選手の働きには勝ててはいない。2人には「穴埋め」という立場、そして伊藤選手を超えられるような捕手になってほしいなと思います。

8月27日 横浜スタジアム(ホーム)

De5-3ヤクルト

勝利投手 エスコバー (4勝4敗0S)

セーブ 山崎 (3勝2敗27S)

本塁打 ロペス25号(3回裏2ラン)※Deのみ