佐野選手がケガで抹消されたなかで、未だ勝利なしの広島戦です。
打線が相手先発の大瀬良投手の立ち上がりを攻めて3得点。しかし、先発の今季初登板の今永投手は立ち上がり2失点。3回にも1失点。なかなかペースをつかめません。初回の初球のストレートを2ベースにされたのが、痛かったですね。自分のピッチングを取り戻すまでに時間がかかりました。今永投手といえば、ストレートで三振をとれるのが特徴なのですが、そのストレートを決め球にして三振を取れたのはやっと中盤。それまで、戸柱選手が上手くやりくりしていたように感じました。徐々にストレートを軸にしていったように見えましたよ。
3-3のまま投手戦が続き、試合は延長戦へ。10回表、戸柱選手が先頭で出て、倉本選手が送りバント、代打の神里選手がタイムリー3ベースで試合を決めました。裏はヤマヤス投手がしっかりと3凡でゲームセット。やっと広島戦で勝つことができました。
ベンチの雰囲気がよさそうでしたね。佐野選手、宮崎選手と中軸が抜けているなか、いい試合となりました。手に汗を握りました。
■レギュラーを取るべき中堅選手の活躍
本日の決勝点をあげたのは、戸柱選手、倉本選手、神里選手といったベイスターズの中堅選手。本来ならばレギュラーをものにしているべき選手たちでした。
前カードの中日戦でも嶺井選手が本塁打を打ったり、本日の試合でも桑原選手が久々にヒットを打ったりと、2016年ー2019年ころに主軸を担った選手たちが活躍しつつあるのがうれしいですね。
規定で3割を打てる力のあるレギュラー選手が並ぶベイスターズさんですが、そのレギュラー選手がケガで離脱。上記にあげた選手たちは逆にチャンスなので、どんどん活躍して、いい意味で三浦監督を悩ますような活躍をしていってほしいです。
【2022年5月6日対広島戦】
横30000000001|4
広20100000000|3
マツダスタジアム(ビジター)
De4-3広島
勝利投手 三嶋 (2勝1敗1S)
セーブ 山﨑 (0勝1敗3S)
本塁打 大田 3号(1回表ソロ) 、 牧 8号(1回表2ラン)