2025年のベイスターズさん、流れを作れない問題

 本日からは東京ドーム巨人戦です。2位争いですね。前カードの広島戦でチーム全体の調子を落としているように見えましたが、どうでしょうか。

 先発はジャクソン投手。立ち上がりからコントロールが定まりません。それでも、無失点で抑えていきます。3回裏に岡本選手にソロ弾を打たれるも、4回、5回は無失点。ただ、6回裏ですね。2死をとって吉川選手の当たりは1塁線を抜けようかという打球。オースティン選手がダイビングキャッチをするものの、ジャクソン投手のファーストカバーが一歩遅れます。それから、四球を2つ出して降板。代わった坂本投手がランナーを返してしまい、この回一挙4失点。一気に勝負がついてしまいました。

 打線は相手先発の横川投手の緩急を付けたピッチングになかなか手が出ず。初回と3回表に連打が出ましたが、オースティン選手がブレーキ。ここで得点を挙げられなかった分の流れが岡本選手のソロ弾につながってしまったように見えました。

 終わってみれば、7点ビハインドの敗退。チーム状態が上がってこないですね。

■今年は連打が出ても、得点までつながらない場面が多い

 打線的には初回と3回の攻撃が全てというか、先制できずに相手先発がリズムに乗ってしまったというのが敗因としてあげられるのではないかと思います。今季はそういった場面が多いような気がします。

 今季は、4番が固定されていないというか。シーズン序盤は牧選手、今は日替わり。オースティン選手にどっかりと座ってもらえればいいのですが、ケガもあってなかなか調子が上がってこない。やはり打線には軸がないと、うまく回っていかないんじゃないかと思うんですよね。

 もう一つ、今ちょっと打線的にも世代交代の段階というか。ちょっとずつシフトチェンジが始まっている途中のようにも見えるんです。なので、まだそれぞれの役割的なものが固まってない。

 この辺がなかなか得点につながらない理由なのかと思っているんですが、巨人さんも同じような状況にあるんですよね。

 チーム状況はそれぞれなので、他チームと比較してもしょうがないのは重々承知の上。ただ、やっぱりベイスターズさんらしい打線のつながりをもっと見たいなあ。

 

【2025年8月22日対巨人戦

横000000010|1

巨00100430× |8

 東京ドーム(ビジター)

De1-8巨人

敗戦投手  ジャクソン(9勝6敗0S)