エディソン・バリオスのいまひとつ問題

 まあ、チーム状況がチーム状況ですから。楽天さんもチーム状況がチーム状況なんですけど、本日は足を使われてやられましたわね。

  田中和基選手はいい選手だなあとか、茂木選手には毎回交流戦で打たれてるような気がするなあとか、藤田選手や福山投手への郷愁とか、いつの間にか、相手チームへ目線が行ってしまいました。

 先発はバリオス投手。ストライク先行で追い込むものの、なかなか決めきれない。内野安打など不運な当たりが得点につながってしまう。流れを渡したまま、試合が終わってしまいました。

 バリオス投手って全体的にまとまっているんですけどね。コントロールはいいですし。でも、現状、三振をとれる球がないのかなあ。フォークをもうちょっと使えばいいのになあと思ったり。

 これも想像でものを言ってしまうのですけど、ヤマヤス投手のツーシーム。濱口投手のチェンジアップ、いいときの今永投手のストレートなど、「この球は打てない」っていう持ち球をもっている投手の強さってありますよね。あれは、相手打者の頭にそのボールをインプットさせることに意味があるのかなあと思うんですよね。惑わせるというか。

 バリオス投手がいまひとつと思ってしまうのはそういうところじゃないですかね。決め球にかける。

 関係ないですけど、バリオス投手、後姿がちょっとジーモ(モスコーソ投手)に似ているような気がするんですよね。これも郷愁かしら。

 思いふけるのはもうやめ。交流戦は負け越しましたけど、今のチーム状況から考えたら善戦した方じゃないですかね。皆が戻ってくるまで、踏ん張る…だよー。

6月19日 横浜スタジアム(ホーム)

De1-7楽天

敗戦投手 バリオス (2勝3敗0S)