野村克也さんが「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」っていう名言を残していますけど、これ、松浦静山っていう人が元ネタだそうですね。
本日の試合は”不思議の勝ち”に近いものがあったと思います。先発・飯塚投手はコントロールが定まらず、再三ランナーを出していましたが、西武の拙攻に助けられました。いや、ポイントで飯塚投手のフォークがいいところで決まっていたっちゃー、決まっていたんですけど。でも西武さん、ちょっと、ベイスターズをなめてたかな。すぐにでも捉えられると思っていたんじゃないかなあ。
リリーフ陣も踏ん張りましたが、なんといっても宮崎選手の2発は大きかったですね。ロペス選手、筒香選手がスタメンから外れている中、ただ1人残った主力の主砲。唯一、相手投手からマークされる選手といっていいでしょう。
宮崎選手、今までよりも厳しい状況で打席に立っているはずなのですが、本塁打を量産しています。折り返し地点まで到達していない現時点で本塁打14本。1シーズン30本ペースと言っても過言ではありません。
宮崎選手の打球の軌道って低いんですよね。ライナー性の当たりが非常に多い。基本的には中距離ヒッターなのだと思います。
ですが、6月17日のオリックス戦で放った本塁打は特大でしたね。今年は飛距離が伸びたんじゃないですかね。
ちょー、適当に言いますけど、インパクトの瞬間の背中の反りが昨年より角度がついたように見えます。背筋力がついたんですかね。そういう風に見えたってだけで、専門的にどうかっていうのはわかんないまま、適当に言っているんで、スルーしてくださいね。
個人的には、宮崎選手ってヒット打ってくれれば、それでいいと思うんですよね。でも、飛距離が伸びちゃってるんだよなあ。ホームランバッターになっちゃうのかな。それはそれでいいか。悪いことは一つもないもんなあ。
宮崎選手ってまだ進化の途中なのかもしれませんね。恐ろしや。これからどんなバッターになっていくんでしょうか。楽しみ…だよー。
6月18日 横浜スタジアム(ホーム)
De4-2西武
勝利投手 飯塚 (1勝4敗0S)
セーブ 山崎 (1勝1敗15S)
本塁打 宮崎13号(4回裏2ラン)、宮崎14号(7回裏ソロ)※Deのみ