前回、「筒香嘉智がいなくなったらどうなるのか問題」というタイトルでブログを書きました。
いなくなってもどうにかなるでしょう。っていうことを書いたのですが…
長距離砲の外国人も獲得しているんですよね。ケガ人の多いリリーフ陣の補充の方が優先じゃないかと思いましたけどね。
でもベイスターズさんは今季、チーム打撃成績はリーグ5位、出塁率に関してはリーグ最下位なんですよね。攻撃陣の底上げの方が喫緊の課題なのかもしれません。
思えば、ベイスターズさんって投手戦で試合終盤まで均衡した試合展開だったところ、1本の本塁打で勝負を決めたみたいな勝ち方をすることが多いような気がします。とはいえ、投手成績もよかあないんですけど。
筒香選手が抜けることによって空きが出るのは、「4番打者」や「チームリーダー」という面だけでなく、「外野のポジション」ってのもありますね。
ポジション争いとしてあげられる候補者は神里選手、桑原選手、乙坂選手、梶谷選手、関根選手などなど。こうしてみると守備力があって、足のある外野手が多い。
足を使った攻撃というと「盗塁」と考えがちですけど、浅い犠牲フライやランナー1塁で一二塁間を抜けるヒットで3塁まで行けるかどうかとか、いろいろあるわけです。長距離砲の有無を置いておいて足の遅いランナーよりも足の速いランナーが多い方が、本塁までは近い。得点を挙げる確率は高くなります。
もちろん「盗塁」も有効な攻撃の一つです。「盗塁数」だけが有効な攻撃ということではなく、「盗塁のできる選手」が塁に出ることによって、相手投手へのプレッシャーをかけることができる。クイックにこだわりすぎて、コントロールが甘くなることもあるでしょうし、無理な牽制をして、悪送球をしてしまう効能性もある。
足で取った貴重な得点で思い出すのは2017年4月14日の関根選手ですね。詳細は上記記事で確認してもらうとして、こういう得点の挙げ方ができると一段階強いチームになれるはずだと思うんですよね。
本塁打1本でも1点ですけど、四球・盗塁・セカンドゴロ・犠牲フライでも1点なのです。例えば、ヒット1本も打てる可能性のないくらい、相手投手の調子がよかったときは、前者より後者の方が得点できそうな気がしませんか。
「足を使え」とは言いませんけど、「足の速い選手」が多いにこしたことはない。筒香選手がいなくなったとき。長打だけではなく、違った形での攻撃もできるようになれるといいなと思います。