ベイスターズの根本的問題

8月21日 ナゴヤドーム(ビジター)

De0-3中日

敗戦投手 今永(6勝8敗0S)

115試合 54勝 58敗 3分 3位 首位と14.5ゲーム差 4位と3.5ゲーム差

 負けましたね。0対0の投手戦で7,8,9回とランナー2塁のチャンスもらっといて、打てないんだもん。相手に流れを渡して打たれちゃってさ。そりゃ勝てないよ。

 なんか、この辺ですかね。ベイスターズの根本的な問題って。7月途中まではなんとかね、乗り越えてきてたんですけどね。どこか今までの負け癖みたいなものが現れちゃってますよね。

 いや、技術的なところは素人なんで、わからないですよ。でも、なんとなくですけど、野球に”流れ”っていうものが生じるスポーツであると仮定するならば、それは人間の心理によってゲームが左右されるということが言えると思うんですよね。例えば、投手がピンチを切り抜けたというシーンがあるとします。そうすると、チーム全体に「この試合、勝てる」という空気というか、心理が働くと思うんですよね。そこでゲームに動きが現れる。点数が入る。解説者が言っている”流れ”って、そういうことなんだと思うんですよ。

 今ね、ベイスターズって全然、打てないでしょ。打てないのをなんとかしようと思うから打てないんじゃないかと思うんですよ。打たねばならぬと思うから打てないと思うんですよ。何を言っているかわからないですよね。ええ、私も手探りです。いやね、なんていうか、つなげようと思った方が打てるんじゃないですかね。

 っていうのは、9回のチャンスにロペス選手がセカンドフライで倒れましたね。その前にラジオで解説していた権藤博さん(元監督)が「アゴがあがってて、体がレフトに開ききっちゃってる」って指摘してたんですよ。要はそれって、ロペス選手が「一発で決めてやる」という思いが強すぎて、自分のバッティングを壊しちゃってるってことでしょ。やっぱり、心理的な問題って関係するんじゃないかなあと思う訳です。

 一ファンがこんな指摘をしたところでしょうがないっちゃあ、しょうがないんですけどもね。こういうことを勝手に考えるのもファンの醍醐味っちゃあ、醍醐味ですからね。

 とりあえず、横浜DeNAベイスターズが優勝するには、こういったスランプをいかに脱出するかということにかかってくると思うんですよ。意外にね、ファンのちょっとした声援がスランプ脱出のきっかけになることもあるかもしれませんよ。