菅野智之から9点も取れちゃった問題

6月24日 横浜スタジアム(ホーム)

De12-6巨人

勝利投手 井納(5勝6敗0S)

本塁打(Deのみ) 桑原 6号(3回裏満塁) 、石川 2号(7回裏ソロ)

71試合 32勝 36敗 3分 首位と8ゲーム差 3位

 連敗を脱出しました。本当にズルズルといかなくてよかったですね。

 桑原・井納の活躍はもちろんのこと、ラミレス監督のスタメン公表、初球攻撃も功を奏しました。先手の体当たりと申しましょうか、勝つためならなんでもやってみる精神が勝利を呼び込んだのではないでしょうか。2回表のノーアウト満塁、二直ダブルプレーなど、ツキもありました。平田君は余計でしたけど。

 ふと思ったのは、筒香がノーヒットなんですよね。筒香1人でヒット、ホームランを量産する試合より、前後の打者(梶谷、宮崎)が打てた方が勝てるんです。筒香も打てた方がいいんですけどね。筒香のプレッシャーがあるから、前後の打者に甘い球が来る。ヒットがつながればつながるほど、投手にはプレッシャーが重くのしかかる。打線とか打順って奥が深いですねえ。

 あと、攻撃面の好材料は石川、梶谷がライト方向へ長打を放ったことですね。しばらく見れなかったものを見れてうれしい。2人にああいう打球が増えてくると、ロペスが帰ってきたとき、ベイスターズは本当に恐い打線になると思います。石川、宮崎、エリアン、このうち1人がスタメンに出れなくなるんですから。石川と宮崎の併用はもったいないなあ。

 それにしても、菅野からこう簡単に点が取れて勝っちゃっていいのでしょうか。調子に乗りすぎてもよくありません。ベイスターズは依然ピンチなんですよ。ロペスと乙坂と須田がいないわけですから。楽天、日ハム戦のような試合展開に持ち込まれたとき、中継ぎは誰を出すのか。今日は、ザガースキーと小杉が無失点に抑えましたけど、ランナーを出しているので、今一つ信用できません。特に小杉には、須田的役割を果たしてもらえるほどの信頼を勝ち取ってほしいんですけどね。