山口俊の「超気持ちいい」問題

交流戦大阪ドーム(ビジター)

De4-0オリ 首位と2ゲーム差 2位

勝利投手

山口(5勝2敗0S)

本塁打

宮崎5号(8回表ソロ)

横浜がここまで交流戦を勝ち越し、

しかも、あの山口俊が2試合連続完封をやってのけたということで、

思わず、今さらながらブログを始めてしまった。

今年はあるぞ。

ということで、今日は山口俊を取り上げてみたいと思います。

2005年、高校生ドラフト1巡目で入団した山口は、自慢のストレートで2009年からクローザーに転向。2011年の最終戦には長野にサヨナラ逆転満塁弾を喰らうなど、横浜暗黒期の象徴的な存在として扱われることもあったが、概ね好成績であった。(あの時期、「クローザーは逆転されなければよい」的なコメントがあったので、この人、クローザー向いてないんじゃないかと思ったけど)2014年、不調になると先発再転向となった。

先発再転向後、好不調の波が激しかったが今年は、選手会長に任命され、規定投球回数をクリアしつつの防御率2.90(6月12日時点)。威力のあるストレート以外にも精度の上がったカーブやキレのあるスライダーやフォークがバンバン決まっている。

2試合連続完封を決めた12日の試合後のヒーローインタビューでは、

スタンドに向けて、「超、気持ちいい」と叫んだ山口。

短い単語でスポーツニュースで取り上げやすいコメントでもあるし、

何よりチームが勢いづく言葉だ。いい試みではある。

でもさ、他人のネタじゃん。

やめたげて。

できれば、自分の言葉を作ってほしいなあ。

日ハム・レアードの「スシ大好き」みたいの。一つ作れれば、その選手のアイコンになるからね。

山口はメンタルとかコントロール難とかまだ課題はあるけど、

調子に乗りすぎず、地道にいい仕事をしてほしいっていう意味で、エールを贈りたい。

あと、打線に関しては宮崎の2試合連続弾も気になった。

大物打ちとして認められるようになると、筒香のマークが緩くなるので、

頑張ってほしいなあ。