筒香嘉智、オープンからスクエアスタンスに…問題

 さあ、交流戦休みが終わって、まずは広島3連戦。

 【2019年6月28対広島戦】 

 先発は今永投手。見た目はコントロールよくピッチングできていたように見えましたが、試合終了後のラミレス監督のインタビューによると、ストレートのキレがあまりよくなかったそうですね。前半戦は大車輪の働きだったので、疲れが出たのかもしれませんね。

 打線は大爆発しました。中盤まではシーソーゲームだったのですが、ソト選手の勝ち越し3ランからは完全にベイスターズペースとなりましたね。広島戦は最後まで何が起こるのかわかりませんが、本日に至っては、中盤以降、広島打線が沈黙。昨年までの勢いを感じられませんね。田中広輔選手の不調が響いているように見えました。あと、丸選手の移籍も、やっぱり大きかったのかな。ベイスターズサイドは不運な併殺もあったので、序盤はあまりいい流れで試合を運べませんでしたけどね。

 本日の収穫は筒香選手です。交流戦までは絶不調だったのですが、本日は2本の本塁打を放ちました。

 よく見るとオープンスタンスからスクエアに戻しましたね。今季初めはスクエアスタンスで調子よかったんですけど、途中からオープンスタンスになりました。オープンになってからはアウトコースのボールに全然手が出なかった。それどころか、どのボールにも全くタイミングが合わなかったですね。外側のボールに対応できなくなってから、調子を崩していったのではないでしょうか。オープンスタンスだと、アウトコースが遠く見えますからね。

 本日の試合はどのボールにも対応できていたように見えました。同じファールでも交流戦では振り遅れ。本日はタイミングが合っていたけど、ボールの下を叩いてのファールというように見えました。アウトコースのボールも本塁打にしてましたしね。

 オープンからスクエアに戻したから調子を戻したって、そんな簡単なものなのかどうかはわかりませんが、外のボールには対応しやすいのは間違いない。変に考えすぎずに、調子がよくなったら、あまりフォームをいじってほしくないなあと思います。

 筒香選手の調子が上がってきたら怖いものなしですね。広島-阪神-巨人と上位チームとの試合が続きます。厳しいカードではありますが、ここを叩ければ、一気に上位への進出が見込めます。一気に連勝しちゃいましょう…だよー。

6月28日 横浜スタジアム(ホーム)

De13-3広島

勝利投手 今永 (8勝3敗0S)

本塁打 ロペス14号(1回裏ソロ)、筒香15号(4回裏2ラン)、ソト23号(5回裏3ラン)、ロペス15号(7回裏2ラン)、筒香16号(7回裏ソロ)※Deのみ