石川雄洋が決めた意味問題

 平成中に連敗は止まるのでしょうか…

 【2019年4月29日対巨人戦】

  先発は上茶谷投手。コースを突く粘りの投球を見せますが5回に捕まってしまいます。岡本選手の技ありレフト前ヒットから、エンドラン警戒で四球を続けて満塁。死球押し出し、ゲッツー崩れ、ピッチャー強襲ヒットで3失点。内容がよかっただけに、こういったピンチでの投球は課題ですね。

 打線は久しぶりに先制点をあげることができました。逆転されるも、1点ずつ取り返す。試合を決めたのは、本日1軍昇格即スタメンとなった石川雄洋選手の2ラン本塁打でした。

 本日のテーマは”めぐりあわせ”ですね。球場は2015年に12連敗をストップさせた東京ドーム。相手先発は元ベイスターズの山口俊投手。そして今回、連敗を止めたのがチーム生え抜き最年長の石川雄洋選手。偶然と言えば偶然なんでしょうけど、”やきう”ってどういうわけだか、こういうめぐりあわせがあるんですよね。絶不調の宮崎選手のところになぜかチャンスがめぐってきてしまうのも”やきうあるある”の一つです。

 もしかしたらですけど。選手たちやファンたちの心情の中に小さなかけらみたいなものがあったんじゃないかなと私は勝手に思っているんです。「連敗を止めるのは東京ドームで」「連敗を止めるのは山口投手のときに」「宮崎選手はいつかきっと決めてくれる」「石川選手ならなにかやってくれる」。

 ちょっとドラマチックに考えすぎなのかもしれないのですけど、”やきう”における”流れ”とか”めぐりあわせ”とかって人間の感情が重なり合った結果なんじゃないかなあって。もちろん、仮説なんですけどね。

 今回の連敗を石川雄洋選手が決めた意味って、そう考えると奥が深いのかも。具体的な意味はまだよくわからないのですが、とにかく石川選手には栄冠つかむその日までは、恐れずベースに飛び込んでもらわないといけないような気がします。

4月29日 東京ドーム(ビジター)

De5-3巨人

勝利投手 国吉 (2勝1敗0S)

セーブ  山崎 (1勝1敗3S)

本塁打 石川1号(8回表2ラン)※Deのみ