今季のホセ・ロペスの守備問題

6月28日 横浜スタジアム(ホーム)

De11-8広島

勝利投手  久保 (3勝1敗0S)

本塁打  梶谷10号(4回裏3ラン)、筒香10号(6回裏ソロ)、宮崎7号(6回裏ソロ)※Deのみ

 ベイスターズファンの皆様、おめでとうございます。大花火大会。試合観戦組は最高の試合だったのではないでしょうか。ただ、広島さん強い。最後までヒヤヒヤでしたね。

 ここ数試合、昨年の楽しかった試合を彷彿させるようなゲーム展開が増えてきましたね。何点取られても、いつかは逆転できそうな雰囲気があります。

 ラミレス監督は(一応私もですけど)、交流戦までは5割でいってほしいと考えていたようです。ベイスターズは7月に強い打者が多いですからね。昨年7月でみると筒香選手は.429、倉本選手.379、梶谷選手.329。体が動きやすいのですかね。梶谷選手の場合は体重の増減が関係していそうですけど。とにかく。今から、どれだけ攻勢をかけられるか。勝てる試合を落とさずに拾っていけるかがカギになってくるような気がします。

 打線に関しては、若い選手が多いので、今年に限らず、来年、再来年も楽しみなんですけどね。ただ最近の守備でちょっと気になることがあります。ロペス選手です。

 初回のロペス選手のエラー。これが大量点につながってしまいましたね。最終回もエラーではなかったのですが、捕れそうな当たりでした。

 これまでロペス選手のファースト守備に何度救われたかわかりません。ショートバウンド処理や左右の動き、どれも見事なものでした。しかし、今季は「あれっ」と思うような守備が増えてしまっているような気がします。

 私、小学中学とファーストの守備をやったことがあるのですけど、ショートバウンドよりハーフバウンドの方が難しかったりするんですよね。ショートバウンドは下からすくい上げればいいのですけど、ハーフバウンドってグラブをどう出せばいいか、一瞬迷ってしまうのです。

 どちらにせよ、送球のバウンドを取るときは低い体勢から上がっていくような形を取ります。

 で、私、腰痛持ちで膝悪いのですけど、今、絶対ファーストなんかできないなあと思うのです。前屈みとか低い体勢、無理ですもの。

 ちなみに、腰痛とか膝痛とかって勤続疲労から起こるものもあるらしいです。

 って考えるとですよ。ロペス選手、下半身と瞬発力がちょっと弱ってるんじゃないかなあという仮説を立てたくなって参りました。いや、立てたくないですよ。でも、年齢には抗えないですよねえ。だって、ロペス選手、もう33歳ですよ。

 初回のエラーは一ニ塁間のゴロ。走りながら前屈みになって取らなくてはならないプレーです。腰痛持ちと膝痛持ちにとっては辛い動き。あ、ロペス選手が腰痛持ちとか膝痛を抱えているかどうかはわかりませんけどね。

 別にロペス選手を腰痛にしたがっているわけではなくてですね。ベイスターズが優勝するには大事なピースなので、「長くプレーしてほしいな」って思うのと、「無理しないで」って思うのと、「内野陣、送球ちゃんとしようよ」って思うのと、いろいろ感情が入り混じっちゃうんですよね。

 ここまで、ロペス選手の守備には十分助けられたわけですから。大目に見てあげるではないですけど、今後、ロペス選手がエラーをしても「しょうがないよね」っていう風に見ていきたいなあと思います。ええ、これはただの私の宣言です。勝手に言っているだけです。ただし、バッティングに関してはしばらく主軸を張ってもらわないと困ります。引退試合をすることとなったときは横浜でやってくれなきゃ嫌ですよ。絶対に。