ベイスターズの5番打者問題

8月25日 横浜スタジアム(ホーム)

De3-9阪神

敗戦投手 ペトリック(3勝2敗0S)

本塁打(Deのみ) ロペス 21号(7回裏2ラン)

118試合 54勝 61敗 3分 3位 首位と16.5ゲーム差 4位と0.5ゲーム差

 

 今日も負けました。現地に行きましたが、連敗を止められませんでした。ごめんなさい。

 

 ポイントは、まず、先発ぺトリック投手の四球かな。2回の1失点も4回のグランドスラムも2アウトからでしたね。初回も2アウトとってからストレートの四球を出してました。スピードがあまりない投手なので、コントロールは生命線なんですけどね。ああいうピッチングされると、やはり厳しいかなと思ってしまいます。ぺトリック投手はどこまで、相手チームをだませるかにかかっているんじゃないですかね。

 

 あと、2回の攻撃がひどかったですね。先頭打者の俊足梶谷選手が3ベース、続く倉本選手が粘って四球です。これでノーアウト1、3塁。1点ビハインドなので、相手チームもさほど、前進守備をとってなかったんですよね。そこで高城選手はセーフティスクイズ(3塁走者スタート切らず)を2球失敗して三振。ぺトリック投手も同じようなスクイズをキャッチャーフライで2アウト。最悪ゴロゴー併殺でも1点取れていた場面ですよ。ヒットだったらラッキー。ビッグイニングの可能性もありましたね。打撃陣が不調すぎて、ラミレス監督も焦ったんじゃないでしょうか。4回のグランドスラムはこの回の攻撃のモヤモヤが生んだもののような気がします。

 

 光明としてはロペス選手の不調脱出でしょうか。3安打の固め打ちで本塁打1本です。本日は3番に座ってましたね。打席では焦りが見えていたので、初回にヒットが出たのがよかったように思えます。30打席ノーヒットでしたからね。これで安心したのではないでしょうか。

 

 逆に5番に座った宮崎選手は四球が一つありましたが、ノーヒットでした。宮崎選手は好調だったんですけど、やっぱり5番打者って負担が大きいのでしょうか。

 

 特に今年は4番の筒香選手がマークされてますね。いつの間にか、球界を代表する打者にまで育ってしまいましたからね。外側低めギリギリの変化球か内角高めのほぼボール球のストレートで攻められているように見えます。四球が多いですね。相手投手は本塁打打たれないように臭い球を放って、引っ掛けてくれたらラッキーみたいに思ってるんじゃないですかね。ランナー1塁に出すくらいはしょうがないと。ここ数日は、そのあとにロペス選手の併殺で得点0というパターンが多かったです。

 

 そのまま、5,6,7と単打でつなげればビッグイニングになる可能性は高いんですよ。ここをうまくつないでくれると、嫌な打線になるんですけどね。ロペス選手はアウトコースの変化球と内角のストレートに弱い印象があります。なんか、投手から見ると、攻めやすそうな感じがあるように見えます。モハメド・アリの名言に「わざと打たせたボディは効かない」というものがありますけど、ベイスターズへの相手投手の攻め方って、なんとなくそんな感じに見えますね。

 

 しばらく3番ロペス4番筒香5番宮崎6番梶谷という打順で続けてみたらどうでしょうね。長距離砲が並んでいるようで、実はつなぐ打線っていうフェイクを見せられませんかね。うまくハマれば面白いと思うんですけどね。

 

 とりあえず、3戦連続、先発投手が完全に崩れちゃっているので、まずは先発投手陣に頑張ってもらうことが先決ですが。