宮﨑敏郎のレフト線の当たり問題

 中日3連戦で2連敗。本日は負けられない試合です。

 先発は藤浪投手。本日も中日打線は左打者を並べてきましたが、立ち上がりは上々で、3回まではノーヒットピッチングでした。4回以降は幾度もピンチを迎えましたが、なんとか踏ん張って7回無失点という結果となりました。

 相手先発は苦手の松葉投手でしたが、初回に併殺間の1点で先制します。2回以降はなかなか得点を挙げられませんでしたが、7回に宮﨑選手のタイムリーで待望の追加点。四球を選んで、ランナーに出て、ホームまで激走した知野選手の働きも効いた1点だったと思います。

 なかなか、結果が出ていないリリーフ陣ですが、本日は伊勢-入江の両投手のリレーでしっかり抑え、勝ちきることができました。

■宮﨑選手のファールに切れない技術

 本日の勝利はなんといっても宮﨑選手のタイムリーが非常に大きかったと思います。追い込まれてからのインローのフォークを巧くすくい上げて、レフト線を破る2ベース。よくきれませんでしたね。

 宮﨑選手のレフト線の当たりというと、昨年9月30日の甲子園での打ち直しホームランが記憶に新しい。バットと体の入る角度がちょうどいいと言いますか、ファールに切れないところにバットを入れているように見えるんですよね。技術。宮﨑選手の技術が垣間見えます。

 宮崎選手はもう36歳。現役生活は長くはないかも知れませんが、少しでも長く、この技術をファンの皆さん、子どもたちに見せてほしいなと、高尚なことを言ってみたくなったりして。

 

【2025年8月30日対中日戦

中000000000|0

横10000010× |2

横浜スタジアム(ホーム)

De2-0中日

勝利投手 藤浪 (1勝0敗0S)

セーブ 入江 (3勝3敗22S)