本日からはハマスタ広島戦です。連勝を伸ばせることができるでしょうか。
先発は平良投手。立ち上がりから球が強く、140km中盤のストレートを放り込みつつ、変化球も鋭く曲がっていました。状態は良さそうでしたが、5回1失点で降板です。77球でしたが、アクシデントがあったらしいとの情報もあったので、本当の降板理由はよくわからず。もうちょっと投げられそうな感じはありましたけどね。
相手先発は床田投手。2回裏に林選手の犠飛で1点は奪いましたが、それ以上の得点は奪えず。それでも、リリーフ陣は踏ん張って試合は1-1の同点のまま終盤に向かっていきます。
ところが9回表、マウンドに入江投手がモンテロ選手に2ランを被弾してしまい、これが決勝点に。連勝は4でストップしてしまいました。
■1点差ゲームは細かいプレイで差が出てしまう
本日の敗因をあげさせてもらうとすれば2点。一つ目は8回裏の無死1,2塁での三森選手のバント失敗ですかね。この場面で勢いが削がれてしまいました。その流れのまま2点目の入江投手によるモンテロ選手への被弾です。
9回表、1死フルカンから坂倉選手にうまく打たれて1死1塁。次のモンテロ選手には5球連続ストレートを投げ込んで、カウントは0-2。そろそろフォークかなと思ったところで、投げたフォークが真ん中に入って被弾です。
投げさせた捕手の山本選手はボールになってもいいと思ったのではないかなあ。一球変化球を見せれば、まだストレートで押すことができる。ボールになっていいのであれば、「腕を振れ」という仕草や「地面を叩く」みたいな仕草があってもいいと思うんです。映像を見ている限りでは、それがなかったんですよね。
入江投手もそういう気持ちで投げたのかどうかも微妙というか。腕は振っていたけど、ゾーンに入れに行ったようなボールに見えました。
データやら、選手状態やら、内部にいないと素人目ではわからない面も多いかと思いますが、ベイスターズさんがしばらくリーグ優勝できていないのは、やはりこういった一つ一つのプレーの詰めが甘いのではないかなあと言いたくなってしまいます。
打ち勝つ試合はそれはそれでいいのですが、1点差2点差の勝負のかかる場面でのワンプレーをきっちり大事にできるかどうか。試合巧者のチームになれるかどうか。このあたりがベイスターズさんの課題なのではないかと思っています。
【2025年8月19日対広島戦】
広001000002|3
横010000000|1
横浜スタジアム(ホーム)
De1-3広島
敗戦投手 入江 (3勝2敗18S)