遅ればせながら、ヤマヤス⇔パットン配置転換問題

4月20日 マツダスタジアム(ビジター)

De5-3広島

勝利投手 三上 (1勝1敗0S)

セーブ パットン (2勝1敗2S)

 暖かな春風が頬を伝う季節となりましたが、ベイスターズファンの皆様はいかがお過ごしでしょうか。なんと、カープ相手に連勝しましたよ。ベイスターズにもやっと春風が吹いてきたようです。

 先発の井納投手は6回まで0封するほどの好投を見せてくれましたが、7回に捕まります。それまでインサイドのストレートとスライダー・フォークを使い分けながら抑えていたのですが、7回は若いカウントから甘く入った球を連打されました。強いチーム相手だとやっぱり一筋縄でいかないというか、なんというか。井納投手は齢30を超えているので、テクニック面でもう一工夫しなければならないのだろうなあと思いました。特に7回8回。相手打線が絞り球を作ってきたり、工夫し始めてからが勝負だと思います。前回の阪神戦でも好投を見せてくれていたので、次に期待です。

 本日の試合は回マタギの今村投手が崩れた。で、梶谷選手がらしいクリーンヒットを打った。筒香選手が犠牲フライを打った。これが全てだったのだと思うのですけど、この試合でヤマヤス・パットンの違いがちょっとわかってきたような気がしました。

 ヤマヤス投手の1年目はツーシームが決め球として機能していましたが、3年目の今年はツーシームがバットに当てられるようになりました。ストレートとスライダーを織り交ぜながらなんとか抑えている感じがあります。

 パットン投手はやや荒れ球ではあるのですが、ストレートに力があるので、一辺倒な配球でなければ、力で抑え込めるようなタイプですね。性格は置いておいて、ストッパー時代の山口俊投手を彷彿させますね。

 ストッパーが持ってほしい能力は絶対的な球と力のあるストレートかなと思います。相手打者に「これは打てない」と思わせることが必要なのだと思います。ヤマヤス投手のツーシームが絶対的でない限り、今のところはパットン投手の方がいいですね。コントロール難が気になりますが、表情を変えないところが好きです。ピンチになっても落ち着いている感じがありますね。

 っていうか、なるべくリリーバーを連投させないような試合をもっとたくさん作ってほしいですね。お腹痛いわ。