筒香嘉智がいなくなったらどうなるのか問題

 久しぶりにエントリーします。本日の話題は来年以降のベイスターズさんのお話。

 

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 2019年11月15日にベイスターズさんはNPB筒香選手のポスティング申請を行いました。30日間が交渉期間なので12月中旬頃には去就が決まるでしょう。入札がなければ残留となるでしょうが、複数球団が興味を持っているようなので、来期は筒香選手のいないベイスターズさんが11球団と戦わなければならなくなりそうです。

 筒香選手というとその打棒。2014年から6年連続20本塁打、2016年には本塁打王打点王を獲得。主軸としてベイスターズの打線を支えました。そして、映画「FOR REAL」からもわかるようにチームリーダーとしての人間性も忘れてはならないですね。

 残留の可能性がまだゼロではないのですが、私たちファンは筒香選手がいなくなったベイスターズを想像しなければならないところまできているのではないでしょうか。しなくてもいいけど。

 想像しようとして、私が思い出したのはグレン・ブラッグス選手ですね。横浜大洋ホエールズから横浜ベイスターズに変わった1年目に入団。筒香選手ほどではないですが、パワフルなバッティングで4番打者として活躍していました。

 96年に退団したときは、「これから4番打者はどうなるのかな?」と思いましたが、中距離ヒッターのロバート・ローズ選手が4番に座り、つなぐ打線「マシンガン打線」が完成。98年にはリーグ優勝&日本一を成し遂げました。

 ブラッグス選手はチームリーダーというわけではありませんでしたが、大砲が抜けるという面では環境が似ているような気がします。

 プロチームに限らず、アマチュアから、ひいては少年チームまで、球団経営に関して、世代交代は重要課題だと考えられがちです。でも、ほっときゃ、大体どうにかなるんじゃないかしら。2000年代から2010年代のベイスターズさんと違って、球団と選手の関係、しっかりしてるみたいだし。