ホセ・ロペスに本塁打が出ない問題

【2018年8月29日対中日】

 8月最後のハマスタカード。中日戦2戦目です。相手先発は前回も好投されてしまった小熊投手。本日は打ち込むことができるのでしょうか。

  先発は井納投手。立ち上がりはどのボールも悪くて「打ち損じてくれ」っていう感じでしたね。ですけど、尻上がりにどのボールもよくなっていきました。先発ってどうなんでしょう。投げていくうちに調整できたりすることもあるんでしょうね。

 ですが、立ち上がり4失点が重くのしかかり、小熊投手からもなかなか得点を挙げることができずに敗退。本日もチャンスはつくっていたんですけどね。ベイスターズのペースに持ち込むことができませんでした。今年はこういう試合が多いなあ。

 勢いに乗れない理由として、ロペス選手の本塁打がなかなか出ないことも挙げられるのではないかなあと思います。戦犯探しっていうつもりではないんですけどね。もちろん、ロペス選手にヒットは多く出ていますし、内野の要として、ピッチャーをフォローするなどベテラン選手として、チームを引っ張ってくれています。

 でも、本塁打が出ない。4月は6本。5月は8本。ほかの月は1本ずつ。

 6月4日に軸足である右足太もも裏のケガで抹消されて、29日に復帰。7月1日に再び抹消されて20日に復帰。

 三遊間を鋭い打球。左中間のフェンス直撃。変化球をうまく拾ってのヒットは見られますが、なかなかスタンドまで運べませんね。

 本日は初回に特大ファールを放ちました。ポールから1mずれたくらいのところ。ど真ん中のカーブでしたね。

 「もうちょっとだった」という声もあがっていたと思うんですけど、ケガ前の好調時のロペス選手ならば本塁打にしていたはずだと私は思うのです。軸足が踏ん張り切れないから早めに開いてしまっているのではないかと思うのです。

 今のロペス選手は好調時なら見極められる外のスライダーにも手を出してしまっています。これも踏ん張りが利かないから、手が出てしまうのではないかと。

 ほんのちょっとのズレでもう一つ爆発力が出ない。これ、今のベイスターズみたいですね。ロペス選手の軸足って、ベイスターズの軸足でもあるんじゃないかなあ。

 ただ、ロペス選手には無理はしないでほしいですね。来季以降もベイスターズで活躍してほしいですし、ぜひ、ロペス選手には優勝の美酒を味わってほしいん…だよー。

8月29日 横浜スタジアム(ホーム)

De3-7中日

敗戦投手 井納 (4勝3敗1S)

首位と17.5ゲーム差 3位と4ゲーム差