「恐怖の9番打者・倉本寿彦」はなるべくしてなったのではないか問題

5月10日 ナゴヤドーム(ビジター)

De3-1中日

勝利投手 平良 (1勝0敗0S)

セーブ パットン (2勝1敗5S)

本塁打 筒香3号(5回表ソロ)

 若手先発投手が都合よく現れないかなあと思っていたところ、彗星のごとく名古屋の地に降り立ちましたね。平良拳太郎投手の登場です。

 

 平良投手は5回1点。たまに抜け球があったように見えましたが、全般的に低めにコントロールされた丁寧なピッチングでした。ゴロピッチャーのようなので、風の強いハマスタでも期待が持てそうですね。

 先制したのは倉本選手の2点タイムリーでした。リリーフ陣が踏ん張って、これが決勝点となりました。

 倉本選手は9番に入ってから調子がいいみたいですね。開幕から不調続きだったこともあって、9番に入ったように見えますが、まだ、ラミレス監督は打順を上げないのですね。私もしばらく9番でいいのではないかと思っています。

 ベイスターズは1番から4番、5番まで本塁打の打てる打者がそろっています。一巡後のチャンスメーカーとして9番倉本選手は生きてくる。線としてつながっていきますね。

 もう一つ、素人目の私見で思っていたことがあるのですけど、言っていいですかね。私見で話すと突っ込まれるからなあ。でも、ブログって私見ありきでできているようなものじゃないですか。こういう風に見えている人もいるっていう程度に読んでもらえると幸いでございます。

 4月の倉本選手って、6番7番あたりに入って、バントなど小技を求められていたことがありましたよね。今年はバントをしっかり決めていますが、多分、倉本選手ってバント、あまり好きじゃないですよね。倉本選手は振り子打法なので、バスターとかきっと上手ではないですし、もろもろタイミングとりづらいのではないでしょうか。

 8番に投手が入って、9番倉本選手となると、小技を求められることが少ないと思います。大体は投手がバントしてランナーを進めますし、投手がランナーに出てノーアウト1塁となることも少ないでしょうしね。倉本選手は自由に打ってもらうような打順がしっくりくるように思えます。だから、9番打者ってなるべくしてなったのではないでしょうか。

 あと、これは9番とか関係ないのですけど、4月の倉本選手は振り子の幅、略して振り子幅が小さかったように見えました。2016年は相手投手がモーションに入る前くらいから足をあげてましたよね。やっぱり4月は小技が求められていたこともあって、振り子しづらかったのではないかしらん。

 長打を狙っていたからなど、ほかにも理由はあったかもしれませんが、倉本選手の振り子は好不調に関係しているように思えます。多分、振り子でタイミングを取ってますものね。

 2016年の振り子と今の振り子は同じではないですけど、試行錯誤の上で今の振り子となっているのでしょう。ベストの振り子がどの振り子なのか私にはわかりませんが、見つかるといいですね。倉本選手の振り子。もう見つかってるのかな?