ベイスターズさん、久しぶりのエンドラン問題

【2018年8月30日対中日】

 CS出場への道が険しいベイスターズさん。そろそろペースをあげないとセリーグ各チームから置いていかれてしまいますよ。

  先発は東投手。ルーキーですが、ベイスターズの先発陣のなかで一番安定していますね。本日もインコースを突くストレート、アウトコース低めへの丁寧な変化球と、相手打線を緩急で見事にねじ伏せました。完封ペースでしたけどね。多分、次は中5日での登板だと思うので、ゆっくり休んで準備してほしいです。

 中日さんはコントロールのいい吉見投手が先発でした。3回裏、石川選手が外角低めの難しい変化球をレフト前へ。次の大和選手の初球にヒットエンドランが決まり、無死1,3塁に。宮崎選手がサードゴロに倒れるも併殺崩れで1点。ソト選手が四球でつなぎ、筒香選手の本塁打で突き放すことができました。

 もちろん東投手の好投は大きいですが、このヒットエンドランの成功が勝利を導いたのではないかと思います。

 中畑監督時代は結構、ヒットエンドランが決まっていたような気がするんですけどね。ラミレス監督時代は…一応サインは出しているみたいなんですけどね。ここまできれいに決まったのはあまりなかったように思います。

 エンドランが決まれば無死1塁から無死1,3塁。バントで送っても無死1塁から1死2塁。大きな差がありますね。相手投手のペースを崩すには絶好の策だと思います。ただし、コントロールの悪い投手だとコンタクトしづらい。今回は足の速い石川選手、器用な大和選手、コントロールのいい吉見投手。3人が舞台に立ったことでこの策が導き出せれました。見事にハマりましたね。

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 今の打線ではつなぐ野球もこれまでよりも重視した方がよいのではないかと思います。29日現在ですがチーム打率はリーグ5位の.251。残塁も多いですよね。大和選手や石川雄洋選手の持っている技術を若手選手が盗んでいってほしいです。

 さあ、甲子園に乗り込んで、阪神さんを引きずり下ろそう…だよー。

8月30日 横浜スタジアム(ホーム)

De4-1中日

勝利投手 東 (9勝5敗0S)

セーブ 山崎 (2勝4敗28S)

本塁打 筒香31号(3回裏3ラン)

首位と17.5ゲーム差 3位と3ゲーム差