ベイスターズさん、CSも崖っぷち問題

【2018年8月21日対巨人】

 この1か月、カード勝ち越しを決められていないベイスターズさん。大型連敗はないものの、決してチーム状態はいいものとは言えません。さて、本日からは巨人戦です。

  先発は平良投手でした。低めを丁寧に突く投球でしたが、2回表は阿部選手の出会いがしら&浜風に乗ったソロ本塁打。3回表は丁寧すぎてボール先行になった上で甘いコースに入って連打2失点。6回表は岡本・阿部の両選手による技あり連打で1失点。計4失点。内容は悪くないピッチングだったと思います。

 相手先発は内海投手。前回のベイスターズ戦登板では完封。今回も遅いカーブ(スライダー?)を効果的に利用して7回1失点の好投でした。大和選手が4安打の大活躍をするも次の打者、ソト選手がカーブにやられてしまい無安打。打線がつながりませんでした。全体的に、当たりのいいフェンスギリギリの外野フライが多く、不運な面も多かったんですよね。

 カープさんのように先発を引っ張ることをせず、澤村-アダムスの両投手のリレーで、ベイスターズは敗戦となりました。

 3位から6.5ゲーム差。現在最下位。CSも崖っぷちとなってしまいました。

 昨年、一昨年前と3位につけたベイスターズさんですが、そのころは中日さん、ヤクルトさんから勝ち星を稼ぎながら上位と戦うというスタンスをとることができましたが、逆の立場になってしまいましたね。上位チームがベイスターズから勝ち星を稼いでいく。

 8月も下旬になると、1位から6位までのゲーム差が広がっていきますんで、立ち位置も決まってきますね。上位チームは下位チームを見下ろすような戦い方をしてきます。

 投手のメンタルを攻めることも戦法の一つ。自信満々に投げられてしまうと、あっさり負けてしまうということが増えていきます。

 今季のベイスターズさんはあと連勝を重ねる以外に上位に食い込む方法はない。後半に向けて、今一度、強いチームであるということを見せつけてほしい…だよー。

8月21日 横浜スタジアム(ホーム)

De1-4巨人

敗戦投手 平良 (2勝2敗0S)

本塁打 大和1号(7回裏ソロ)※Deのみ

3位と6.5ゲーム差