エドウィン・エスコバーの勝パリリーバーとしての価値問題

  中日さんが強くなっていて、怖いですね。広島さんとヤクルトさん以外が団子状態になっているので、なるべく早く抜け出したいですね。上に。上の方に。

  本日の試合はベイスターズ先発が東投手、中日さんは好投手でした。東投手、強竜打線につかまりかけるも、何とかしのいだという感じでしたね。6回2失点。それでも、これくらいにまとめてくるのが並の投手ではないような気がしました。

 打線はロペス選手と筒香選手の連発で2球で逆転。1点差だったので、点差を離したいところだったのですが、以降はゼロ行進でした。ベイスターズは山井投手といい、好投手といい、コントロールのよいベテラン投手が苦手なのかもしれませんね。再三ランナーは出していたのですけど、バント失敗や走塁ミスでチャンスを潰してしまいました。

 流れが悪かったのですが、新・勝パリリーフ陣がしっかりと抑えてくれました。エスコバー‐三上-ヤマヤスの3投手。よかったですね。今の中日打線をしっかり抑えられるということは、どのチーム相手でも通用しそうな気がします。

 この勝パ、特に7回を担当したエスコバー投手は重要な役割を課せられているように感じました。

 サイドスローとスリークォーターの中間くらいのところから150kmを超える剛速球が放たれる。たまに投げるスライダーでタイミングを外す。コントロールこそよくはないですが、力で押し込むエスコバーのような投手は日本球界では珍しいタイプです。しかも左ですもんね。

 ベイスターズの先発投手は球のキレとコントロールで抑えるタイプが多いような気がします。中盤でエスコバー投手のようなタイプが出てきたら、相手チームはタイミングが合わなくなるんじゃないですかね。

 本日の試合もエスコバー投手の登板で、中日打線がリズムに乗れそうで乗れなくなってしまったように見えました。

 外国人枠の問題や井納投手の不調など、さまざまな要因で急造で作られた勝パポジションですけど、なんとなく、うまくいきそうな気がします。いや、うまくいってほしいです。

 次のカードはヤクルト3連戦ですか。今季はヤクルトさんになかなか勝てていないですけど、勝ち越してほしいです…だよー。

5月24日 横浜スタジアム(ホーム)

De3-2中日

勝利投手 東 (4勝2敗0S)

セーブ 山崎 (0勝1敗11S)
本塁打 ロペス15号(3回裏2ラン)、筒香12号(3回裏ソロ) ※Deのみ