ベイスターズの投手陣、実はカギを握っているのは須田幸太ではないか問題

 17年ぶり8連勝だそうです。すごいですね。実感ないですね。そうです。僕たち私たち老害ベイスターズファンは簡単に納得はしません。調子には乗りませんよ。なんせ17年ぶりですからね。17年間8連勝なんかしたことないんですから。私もベイスターズも17年間、何をしていたんでしょうか。

  自分で何を言っているのかよくわかりませんが、8連勝です。石田-バリオス-京山-飯塚-平田-東というローテーションで現在、首位です。

 もちろん、言うまでもなく彼らの好投でベイスターズは好調です。しかし、石田投手以外の5人はベイスターズでローテーションを守ったことがありません。バリオス投手は先発となってベイスターズ1年目。東投手はルーキー。京山投手は今季初先発初勝利。平田投手も初めての先発。相手チームもデータがないなかでの対戦だったので、とまどった部分もあるのではないでしょうか。

 対戦を重ねていくと机上のデータと体感データも集まります。なんかしらの対策も練ってくるでしょう。

 それでも好投してくれるかもしれませんが、人間なので、調子を落としたり、練られた対策で打ち込まれてしまう可能性もあるかもしれません。

 やっぱり、今永、濱口、ウィーランドの3投手は必要不可欠な存在です。早く帰ってきてほしいですね。

 で、ですよ。彼ら先発陣全員。イニングを食えるスタミナを持った投手が少ない。昨季で完投したのは今永(3)井納(1)、ウィーランド(1)の3投手でした。ちなみに2016年は山口俊(5)、井納(2)、久保(1)、モスコーソ(1)の4投手でした。

 となると、リリーフ陣の負担が増えますね。4月は試合数が少なく、休みが多いので、ある程度、登板数が増えても問題はないと思いますが、5月以降は6連戦が重なります。9月になると予備日もありますので、それ以上の連戦になる可能性もあるでしょう。リリーフ陣には今以上の連投を課すこともあるでしょう。

 リリーフ陣がへばったり、ケガをしたりしたとき。スペアといいますか、補う役割を担っているのが須田投手なのではないかと思います。本日の投球を見ると、まだ何球かはシュート回転をして中に入ってくる危ないボールがあるような気がしましたが、本調子に近づいてきているような気がしました。

 跳ねるような投球フォーム。伸びやかなストレート。ミットに吸い込まれるような何某かのナニカ。須田投手ってナニ、ナニガシなんでしょうね。なんであんな魅力的なボールを放れるのでしょうか。わかりません。わかりませんが、ミットに吸い込まれていくうちに私のナニカもミットに吸い込まれるような何某かのナニカを感じます。

 何を言っているのでしょうか。8連勝もして、私もなんだかわかんなくなっているのかもしれません。ただ、ハマスタに嵐の『GUTS!』が流れたとき、心が躍るような気分になるのは私だけではないはずです。

 えっと。そしてですね。須田投手だけでなく、今、2軍にいるタナケン投手や加賀投手、進藤投手などがところどころで1軍リリーフを助けるような役割を果たしてくれれば、ベイスターズ は優勝に近い位置にいるのではないかなあと思います。

 とにかく現在8連勝。勝てるときはどんどん勝っておきましょう…だよー。

4月15日 横浜スタジアム(ホーム)

De6-1中日

勝利投手 京山 (3勝0敗0S)