梶谷隆幸が「来季は打率を意識したい」って言ってる問題

 年末でございます…だよー。主力選手が契約更改が続いております。

 首位打者の宮崎選手は大幅アップ。倉本選手や砂田投手は、出場試合数、登板数が評価されたんですかね。私が推している梶谷選手は待望の1億越えございます。今季は打率.243、21本塁打、60打点。この成績を「まずまず」という見方をする方もいらっしゃるでしょうし、「まだまだ」という見方もあると思います。でも、これが梶谷選手の魅力なのではないかと、思ったり思わなかったり。

 そんな梶谷選手がこんなコメントを残していましたね。

 

「打率に関しては今年3分くらい落ちているので、来年は率をかなり意識したい。1番自分が不得意な部分なので」

www.nikkansports.com

 

 

 以前、梶谷選手は球団関係者にこんなことを言っていたそうです。

「打率って(打者の主要な指標の中で)唯一、減るものじゃないですか。カジは減るものを追いかけたくないそうです。増えるもの、積み上げるものを追いかけていたいから、目標の中に打率がないんだと。そんなことを言ってました」

number.bunshun.jp

 

 

 どっちだよ!!!

 いや、まあね。人間だもの。考え方なんか簡単に変わっちゃいますよね。ましてや、今季はCS勝ち上がって、日本シリーズに出場したんですもんね。きっと、人間って、そうやって成長するんですよね。打率は不得意なんですもんね。得意にしたいんですよね。

 ……。

 梶谷選手の打者としての特徴は”ゴルフ打ち”とも言われるローボールヒッターであることと、インコースをポールぎりぎりのスタンドインまで運ぶ変態的フォロースルー。アウトコースの変化球につられてしまう素直な性格。なんじゃないかなと思います。どのチームの捕手も梶谷選手から2ストライクをとった後はアウトコースに構えていますね。投手側が攻めやすそうな打者のように感じてしまいます。

 素人目の私見なのですけど、ヒントは3試合連続サヨナラの2試合目、梶谷選手が放ったサヨナラ安打にあるような気がします。アウトコース(ちょっと中に入ってたかもしれませんが)のストレートを右中間に運んでましたね。ボールの軌道に合わせてバットを乗せるようなバッティングだったように感じました。

 でも、梶谷選手、

「当てに行くバッティングが嫌い」

なんですよね。

 どうしたらいいんだろう。合わせるというか捌くようなバッティングをしたらいいんじゃないかなあ。当たれば飛ぶんだもの。なんかもったいない。

 素人目です。あくまでも、素人目。素人目だけど、なんか、いろいろ言いたくなっちゃうのも梶谷選手の魅力なのではないかと思ったり、思わなかったり。

 ラミレス監督は「細川、梶谷が競争をするかもしれない」と話しているそうですね。

  FA取得も遠くない話ですし、2018年は梶谷選手個人としても、転機となる年になりそうな気がします。いい転機になればいいなあ。