ベイスターズのポジション争い問題2022【遊撃手編】

 オープン戦も終盤にさしかかり、選手の好不調に波が出てきましたね。桑原選手がちょっと心配かな。

 今回は遊撃手争い編です。遊撃手は本命・森敬斗選手の負傷により、混沌としてきましたね。しかも、どの選手も好調なんですよ。

 

【5 倉本寿彦】

 今季の倉本選手は振り子打法から一本足に変えましたね。打撃好調。オープン戦から左右に打ち分ける倉本選手らしい打球が多く見られます。ライバルたちと比べると守備面で少々劣りますが、これまでよりもゴロ処理のバタバタ感がなくなったように感じます。ダークホースです。

 

【9 大和】

 勝負強いバッティングで守備の名手。オープン戦では盗塁を決めており、どうやら今季は走塁も魅せてくれそうです。現在34歳。まだ老け込む齢ではありません。2番でも6番でも据わりのいい打者。対抗馬。

 

【31 柴田竜拓】

 練習試合では森選手の陰に隠れていましたが、現在まで打撃好調を維持。守備は申し分ありません。あとはバッティングなんですよね。オープン戦では手首を柔らかく使っての左方向へのバッティングも見られました。ただ、ランナー一塁でポップフライをあげてしまうこともあるので、つなぐバッティングも見たいなあと思います。欲を言えば走塁面にも意識を向けてほしいですね。盗塁を1つでも決められれば、意識が変わると思うんだけどなあ。期待している選手だけにあれこれ言いたくなっちゃう。本命。

 

【60 知野直人】

 オープン戦絶好調。毎試合ヒットを打ってますね。なにげにバッティングは器用なのかもしれません。左右に打ち分けてますし、ランナーがいる中でのバッティングを意識しているように感じます。あとは守備走塁ですね。肩はいいんですけど、細かいプレイに荒さが目立ちます。内野のどのポジションもこなせるので、開幕1軍は間違いないでしょう。大穴ではありますが、打撃好調が維持できれば開幕スタメンの可能性も残されています。

 

 現状の遊撃手争いは誰がスタメンに入ってもおかしくないですね。日替わりスタメンってなこともあるかもしれません。遊撃手争いはバッティングだけではなく、それぞれの守備走塁にも注目したいと思います。