櫻井周斗がいつの間にかモップアップから昇格しつつある問題

 さて、ここからビジター9連戦。前半戦の山場ですね。初戦取ってほしいなあ。まずは広島戦。

  先発は坂本投手。ランナーを出しながら粘りの投球を見せて4回2失点でした。いい球もあるのですが、ボール1個2個甘いボールもあったりして、危なっかしい投球だったように見えました。毎登板、大量失点を避けてはいるのですが、リズムが悪いので、なかなかいい流れを持ってこれない。次はよくなってほしいなあ。

 試合は広島に先制されるも、すぐ次の回にオースティン選手の2ラン本塁打で同点にします。リリーフの櫻井投手、シャッケルフォード投手が好投を見せることで、流れがベイスターズに傾いたように見えました。8回表に佐野選手の2ランで逆転。あとはエスコバー投手、三嶋投手のリレーで勝利。広島のエース・大瀬良投手から白星を拾えたのは大きかった。

■何気に安定したピッチングを見せている櫻井投手

 本日、中盤2イニングを無失点に抑えた櫻井投手。6月10日の昇格以来、6試合連続無失点中です。

 ストレートは140㎞後半。カットボールツーシームでバットの芯を外しつつ、緩いカーブでタイミングをはずし、スライダーで三振をとる。コントロールも悪くなく、本日の試合でも2イニングとはいえ無四球。モップアップでの仕事が多かったことからあまり目立ちませんでしたが、安定してますね。

 本日の試合は初めてなんじゃないでしょうか。同点で中盤を回跨ぎ。見事な仕事っぷりでしたね。1軍でも十分に通用しています。立場も1ランクアップして、モップアップ専門から便利屋的な立場も任されるようになるのではないでしょうか。

 今後はリードしている中盤やワンポイントなどでも働いてほしいなあ。もしかしたら先発でも面白いかもしれませんね。

 

【2021年7月6対広島戦】

横000200020|4

広002000000|2  

マツダスタジアム(ビジター)

De4-2広島

勝利投手 シャッケルフォード (1勝0敗1S)

セーブ  三嶋 (1勝3敗15S)

本塁打 オースティン 18号(4回表2ラン) 、 佐野 7号(8回表2ラン)