ベイスターズさんの生みの苦しみ問題

 なかなか勝てないですね。打線はいいのですが、いかんせん投手がねえ。

  先発は上茶谷投手。コントロールが定まらず逆球が多かったように思えました。力が入りすぎていたのか、球質もあまりよくなかったように見えました。初回から連打を食らってしまい、2回5失点。よかった面があまりにも少なかったので次回登板にも不安を残してしまいました。

 打線は好調。とはいえ、相手投手はルーキーで、あちらもコントロール難で戦えきれない状況。2回で両チーム合わせて14得点という大荒れの試合になってしまいました。

 それでもベイスターズさんは4点差リードで試合は終盤へ。

 7回にマウンドに上がった石田投手は8回から配置転換。1安打1四球を出すもなんとか2死まで持ち込みます。しかし、渡辺選手に2塁打を打たれてしまって降板。続く平田投手も打たれて同点にされてしまいました。

 試合はそのままドローに。今季チーム初勝利はお預けとなってしまいました。

■今日勝てないとさすがにキツいぞ

  初回は2点。2回に7点。4回には2点。上茶谷投手が荒れていたにもかかわらず、しかも、相手先発投手はルーキーで11点取って勝てなかったのは正直キツいですね。これは生みの苦しみってヤツでしょうか。

 今季は延長戦がないので、試合がもつれたときの中盤のリリーフ投手の重要度が高まってきます。6回から8回くらいまでですね。今、ベイスターズさんが勝ちきれないのは、この中盤までを抑えきれていないからだと思います。あと先発も。

 ちょっと石田投手の誤算は痛いですね。誤算というかボタンの掛け違いのように見えますけど。石田投手には一度、敗戦処理的なストレスの少ない場面で投げてもらって自信を取り戻してほしいなあ。

 今の石田投手の役割は経験豊富な砂田投手に任せたい。池谷投手とかも面白いですね。

 とにかく勝つにはまず投手。状況が状況なので、丁寧に行き過ぎる投手が多く、自滅してしまう場面が多くみられます。ベイスターズにはいい球を投げられる投手が多いのですから、伸び伸びと自分のピッチングをしてほしいです。

 もう下はいないし、どん底の状態ですから、自分たちができうる”やきう”をどんどん披露してほしいなと思います。

 

【2021年4月1日対ヤクルト戦】

ヤ141010400|11

横270200000|11

横浜スタジアム(ホーム)

De11-11ヤクルト