荒波翔さんはベテランにもなれないのではないか@@@問題

7月21日 横浜スタジアム(ホーム)

De3-3巨人

 勝てなかった…だよー。やっぱり、こういう試合で勝ち切らないと、優勝は遠いですよね。

 リリーフ陣が踏ん張って迎えた12回裏、3対3同点。負けはありません。先頭打者の梶谷選手がサードエラーで出塁。流れは向いてきましたよ。そして、どうしてもランナー2塁に送りたいところです。次の打者は荒波選手。初球、ヒッティングの構えからバントしてファール。2球目、ヒッティングの構えからバントしてファール。3球目、バントの構えからバスターしてセカンドゴロ。セカンドフォースアウト。最終的に得点ならず。

 この攻撃、荒いなあ。ヒッティングの構えからバントってのはわかるのです。サードとファーストのチャージを牽制したんですよね。きっと。だったら決めてほしい。初球を決めてほしい。勢いづきますからね。最悪2球目でも決めてほしい。バスターならエンドランにしてほしい。

 前から荒波選手は期待してたんですよ。守備がうまくて、肩がいい。足も速い。バッティングも悪くはない。でも、バントと盗塁がなあ。あまり、あれなんだよなあ。上手くならないんだよなあ

 青いユニフォームに赤い手袋。これは横浜センターの系譜です。屋鋪選手、波留選手、そして荒波選手。

 荒波選手は昨年2軍でつらい生活を送っていたはずなんで、しがみついてでも1軍で活躍したいという気持ちがあるはずなんですよね。センターのレギュラーは桑原選手で決まり。守備は乙坂選手がいます。2軍にも関根選手がいます。どんな監督でも若手の方を使いたがる。荒波選手、今年は役割を見つけるための最後のチャンスじゃないんですかね。

 昨年、代打の切り札として活躍した下園選手と後藤ゴメス選手には、最終回で打席に立ったときの期待。セカンドの石川選手と田中浩康選手は小技、技ありヒットの期待。今の荒波選手は外野レギュラー3人はもちろんのこと、上記4人よりも期待値が下がるんですよね。

 一つの打席。一つのプレーを大事にしてほしいなあ。変化球のバントは難しかったかもしれないですけど、決めてほしかったなあ。

 ベイスターズと広島さんの違いって、控え選手の差にあると思うんですよね。バティスタ選手とか西川選手、新井選手。期待もてちゃいますもんね。

 荒波選手あたりの控え野手がもうひと踏ん張りしてくれると、ベイスターズはもう一つ、上に行けるんじゃないかなと思うん…だよー。