2019年のベイスターズさん、最後は藤川球児の笑顔に負ける問題

  泣いても笑っても、2019年CSfirst最後の試合です。

 【2019年10月7日阪神戦】

 本日は投手戦でした。平良、高橋遥の両先発は好投ながら早いイニングで降板。ピンチになったらすぐに代わる。負けたら終わりですからね。

 失点は国吉投手のワイルドピッチ。エスコバー投手の死球からの盗塁、ワイルドピッチ、犠牲フライ。この2点。

 打線は7回裏のチャンスでもうひと押しというところでドリス投手を打ちきれませんでした。あそこで逆転できれば一気に行けたかもしれませんが、フルカウントでフォークを投げ切るドリス投手が一枚上手だったのだと思います。

 試合後半は雨脚が強くなる中、阪神抑えのエース・藤川投手が回跨ぎ。9回裏の藤川投手は、雨でボールをコントロールをしきれない中でも、笑顔を見せていました。

 それは心底野球を楽しんでいた笑顔だったように思えました。

 阪神リリーフ陣の層の厚さというか、精神的にも経験的にも一枚上手だったのかもしれません。

 ベイスターズさんに足りないのは、経験かな。2019年のCS firstは、確かに息が詰まる場面が多かったですが、余裕はなかったかも。初戦は余裕が隙になっていた。経験に裏付けされた、いい意味の余裕さを持てるチームに育ってくれるといいなあと思います。

 オフシーズンは、気が向いたらまた書きます。今シーズンは辛い場面が多かったですが、2位にまでたどり着けました。地力がついてきた。若い選手も育ってきた。あとは、フロントがどれだけ援護できるのかにかかっているような気がします。

 では、またお会いしましょう。

10月7日 横浜スタジアム(ホーム

De1-2阪神

敗戦投手 エスコバー (0勝2敗0S)