乙坂智を6番に置きたい問題

 崖っぷちですよ。鳥になれるかな。

  【2019年10月6日阪神戦】

 本日は絵に描いたようなシーソーゲームでした。ポストシーズンの試合展開ってのは白熱するようにできているんでしょうね。1つ負けるだけで致命的になるので、首脳陣も采配に対しての考え方がガラリと変わるし、選手たちの1プレイに対する集中力も変わってくるのかな。

 昨日はベイスターズの投手起用に隙があったように見えましたが、本日に関しては「これで負けたらしゃーない」というような継投だったと思います。前日に回跨ぎしている今永・エスコバー投手を1イニング弱。初登板となるヤマヤス投手を2イニング。現在のブルペン陣容から見たら、これ以上の継投はできない。それでも9回に同点にされてしまう。

 本日、嫌な空気を払しょくしてくれたのはサヨナラ本塁打を放った乙坂選手でした。「一閃」という言葉が似合う一発でした。

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 乙坂選手のCSの一発というと2017年CSfirstを思い出しますね。「ファー――」って言いたくなっちゃうホームラン。

 崖っぷちの場面で勝負強いというか、どんな場面でもマン振りしますからね。この選手は三振になっても、見てる方が気持ちいい。

 こういう選手を6番に置きたいなあ。巨人でいう亀井選手、阪神でいう梅野選手、広島でいう曾澤選手、中日でいう阿部選手、ヤクルトだと誰だろう。ちょっと前なら川端選手かしら。

 そういう、「嫌だなあ」と思わせる選手になってほしいなあと思います。

 まだまだ、成長過程にあって、これから先、破らなければならない壁はたくさんあるかと思いますけど、今のスタイルを変えずに突き進んでほしいなあ。

 

10月6日 横浜スタジアム(ホーム

De6×-4阪神

勝利投手 山崎 (1勝0敗0S)

本塁打 ロペス1号(1回裏2ラン)、筒香2号(3回裏ソロ)、乙坂1号(9回裏2ラン)※Deのみ