アレックス・ラミレス監督、継投で流れを渡す問題

 CSファースト初戦です。まずはここを取りたいですね。

 【2019年10月5日阪神戦】

 先発は石田投手。序盤から飛ばしたピッチングでした。ショートスターターみたいなイメージですかね。先制できたので流れに乗れましたね。相手右打者に対し、インコースのストレートをどんどん投げ込んでいました。

 しかし、4イニング目にはストレートのスピードが落ち始めます。5回にはベンチ入りしていた今永投手にスイッチ。前回登板で滅多打ちされてしまっていたので、リリーフからの復活にかけたいところ。本日の今永投手は尻上がりによくなっていったというか、ベイスターズ打線が大量点をとることができたので、阪神打線が意気消沈していたのではないのかな。今永投手にとっては、次につながるマウンドになったと思います。

 問題は7回表ですね。今永投手は2イニングで降板。6回表は上位打線を三凡で終わらせていて、リードは6点でした。

 ラミレス監督はここでバリオス投手にスイッチ。左投手・左投手と続けたあとに右投手。流れをつかんでいたところでの投手交代なので、節目になりかねないポイントでした。

 この後、バリオス投手、次に出てきたエスコバー投手も打たれちゃうんですよ。エスコバー投手に関しては打たれているのに回跨ぎ。流れを完全に渡してしまって逆転されちゃう。で、負け。

 リリーフ陣の陣容が薄いっていうのもあるのですけど、それだけにねえ。横浜スタジアムの狭さ、阪神戦に対しての相性の悪さも考えると、それだけにねえ。本日負けたら背水の陣なんでねえ。痛すぎる敗戦。

 今永投手の続投でもよかったんじゃないかなあああ。

 これも結果論だし、後出しじゃんけんなんだけど。リリーフを温存して、本日は石田投手・今永投手に任せて、翌日に備えた方がよかったんじゃないかなあ。

 ”やきう”って本当に”流れ”が大きくモノを言う競技なんだと思うんです。”流れ”の読み違いで深傷を負うんです。

 これで背水の陣となりましたね。ベイスターズさん、ここから立ち上がれるでしょうか。立ち上がってもらわないと困る!

 

10月5日 横浜スタジアム(ホーム

De7-8阪神

敗戦投手 エスコバー (0勝1敗0S)

本塁打 筒香1号(1回裏3ラン)※Deのみ