エディソン・バリオスの老獪なピッチング問題

 名古屋の借りは名古屋で…

 【2019年9月15日対中日戦】

 先発ローテは苦しい台所事情となっておりますが、本日はバリオス投手がマウンドにあがりました。

 コントロール難もあって、立ち上がりは甘いボールが多かったですが、徐々に落ち着いていきました。

 打線は好調ですね。先週のナゴヤドームは散々でしたが、今週からは伊藤選手、宮崎選手の復帰もあって、打線に厚みができてきたように感じます。また、成長著しい佐野選手や柴田選手の活躍を観ると、目を細めてしまいます。

 明日は石田投手が先発らしいですね。先発陣、厳しいなあ。やっぱり、バリオス投手のような選手がいるとありがたいなあと思います。

 ストレートは速ければ140㎞台中盤から後半。変化球はフォークやスライダー、パワーカーブを持っています。

 パワーカーブを使いこなせる投手がいるといいなあと思うんです。打者の目線を外せるし、緩急をつけられるし、ストライクゾーンから低めに外れても空振ってくれる可能性がある。引退表明したメッセンジャー投手とかがパワーカーブの使い手ですよね。

 それと、ベテラン投手だからか、ランナーが出ても落ち着いていますね。

 コントロール難に陥るときがあったり、ストレートに力がないときもありますけど、5勝くらいはしてくれそう。言い方はバリオス投手に失礼かもしれませんが、首脳陣サイドからしたら、先発陣の台所事情が苦しいときに重宝したくなるタイプだと思うんですよね。エース級や2番手、3番手がケガで離脱したり、不調になったりと、シーズン通してみると、いろいろなことが起こりますもんね。

 シーズン通して戦うには、同じようなタイプばかりより、さまざまなタイプの投手を支配下に入れておく方がいいんじゃないかなあと思います。

9月15日 ナゴヤドーム(ビジター

De6-2中日

勝利投手  バリオス (1勝1敗0S)

本塁打  宮崎14号(4回表ソロ)、ロペス29号(5回表2ラン) ※Deのみ

首位と4.5ゲーム差