ベイスターズさん、奇跡的な試合をつくれるか問題

 阪神戦2戦目です。なるべくなら連勝を伸ばしたいなあ。

  【2019年9月5阪神戦】

 先発は大貫投手でした。立ち上がりから悪くなかったと思うんですよね。ストレートもいいところに投げられていて、変化球も低め中心に集まっていました。しかし、2回1/3で4失点。「あのボールがストライク判定してくれればな」とか「セカンドが柴田選手だったら」とか「神里選手がジャックルしなければ」とか「投手交代、早すぎるんじゃないの」など、思うところはいろいろありましたけど、こんなこともあります。反省点は反省点として持ち帰って、後に引きずらないことも肝要かと思います。

 相手先発は変則サイドスローの青柳投手。ベイスターズさん、こういう投手苦手ですよね。なかなか打てない。6点ビハインドの中、5回裏に2点ほど取り返しましたけどね。でも、阪神さんはリリーフ陣に厚みがあるのでなかなか返せないですね。

 3回の段階で6点のビハインドがありましたが、「逆転ができるんじゃないか」という空気感というか。ま、映像で観ていたのでわからないのですけど、楽観的な雰囲気があったように感じられたんですよね。なんとなくですけど。

 しかし、リリーフ陣がピリッとせず、点差が離れていくばかり。いつもの阪神戦っぽくなってしまいましたね。

 何度かこういう話を出して申し訳ないんですけど、98年のときって、何点差離れてていても、「逆転できるんじゃね?」って雰囲気があったと思うんです。

 誰が言ったか忘れましたが、野球解説者の人によると「弱いチームは試合展開を読んでしまう。しかし、強いチームの選手はこのどうなるかをあまり考えない」そうですよ。

 ビハインドの点差が離れた試合。リリーフ陣も野手陣も、「最後までどうなるかわからない」という展開をつくってほしかったです。多くの奇跡的な試合を作ったチームほど、優勝に近いと思うんです。

 

9月5日 横浜スタジアム(ホーム

De9-2阪神

勝利投手 大貫 (5勝5敗0S)

首位と2.5ゲーム差