石田健大は再び先発としてやっていけるのか問題

 連勝が続いております。できることなら週刊ベースボール2019年8月12日号( 7月31日(水)発売)「夏だ! 野球だ!!  ベイスターズだ!!!  横浜DeNAベイスターズ大特集 」が発売されるころまで、続くといいなあ。

 【2019年7月27対中日戦】 

 

 本日はね。初回に8得点、2回に4得点とりました。先発の石田投手は2安打4打点でした。荒っぽい試合を大勝しましたわ。でも、こういう試合の方が、先発投手としては難しいのではないかなあと思いました。

 ビジターゲームだったので、ベイスターズさんは先攻です。石田投手はマウンドにあがる前にバッターボックスに入ったのですけど、これはまた珍しい。チャンスだったので、バッティングに力を入れなければならないというのも珍しいし、ヒットを打って、ランナーに出るのも珍しいし、なんなら、ホームまで帰ってしまったのも珍しい。

 そうなるとですよ。準備する暇がないですよね。気持ちを持っていくタイミングもわからない。難しかったんじゃないかなあと思います。

 ですが、5回無失点の好投。淡々と自分の仕事をこなしている感じがありましたね。

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 石田投手はマウンド上で両腕で帽子を直したりとか、一つ一つ繊細そうにルーティン決めているのではないかと思わせるような仕草をすることが多かったですね。しかし、中継ぎ転向以降は、両腕で帽子を直す仕草がなくなりました。神経質な部分が和らいで、ピッチングもいい意味で大雑把になったんじゃないですかね。知らないけど。適当言ってるけど。なぜなら酔っ払っているから。

 私が酔っ払っているかどうかなど、別に誰も知りたくないでしょうけど、ただ、石田投手は中継ぎに一旦転向したことで、ピッチングが安定したように見えますね。以前はよくあった無駄な四球が減りましたもんね。

 また、本日のような試合展開の方が以前の石田投手は苦手だったんじゃないかなあと思うんです。何が起こるかわからないリリーフ待機という作業をこなしたことで、石田投手は、プロの投手として一つ、大きくなったんじゃないかなあと勝手に思っています。

 石田投手は右打者へのクロスファイヤーが魅力の投手です。ストライクさえ入れば簡単に打てる投手ではないと思うんですよね。どんなハプニングがあっても、落ち着いて投げられるような胆力が身に付けば、先発として充分やっていけるはずなんだけどなあ。次回登板も楽しみ。

 

7月27日 ナゴヤドーム(ビジター)

De12-3中日

勝利投手 石田 (2勝0敗0S)