筒香嘉智のインコース狙い問題

 連勝が続いたまま、名古屋に乗り込みますよ。

 【2019年7月26対中日戦】 

 先発は平良投手。中日戦はやっぱり相性がよいのでしょうか。スイスイ投げますね。テンポもいいし、コントロールもいいし。アウトコースのスライダーはブンブン振ってくれる。ほかのチーム相手でもこういう投球をしてくれれば、先発ローテに完全に食い込む1人となれるんですけどね。失投はビシエド選手の被本塁打のみ。

 試合は筒香選手の2ランのみで逃げ切り。パットン投手はまだ不安ですね。球に力があるのだから、力まずに投げてくれればと思うのですけど、マウンドに立ったら、そうはいかないのでしょうね。

 それにしても筒香選手の2ランは見事でした。カウント2-2からの7球目。外中心の配球ながら、インコースにも投じてくる。追い込まれてからアウトコースの厳しいボールはカットしつつ、インコースに入ったボールを思いっきり引っぱたく。前カードの阪神戦初戦、9回表の同点2ベースも同じようなアプローチでしたね。

 今季の筒香選手も厳しいところを攻められています。我慢をしていれば、そのうちに失投がくることもあるので、なるべくミスショットをしないようにしてほしいですね。レベルの高い話ですけど、筒香選手ってその域にいる選手です。マークされても打ち切れる選手になってほしいです。

 これで、首位と4.5ゲーム。7月中には3ゲームまでに縮めてほしいなあ。ベイスターズさんには、まず優勝争いというものを経験してほしい。

 

7月26日 ナゴヤドーム(ビジター)

De2-1中日

勝利投手 平良 (3勝2敗0S)

セーブ 山崎 (1勝1敗22S)

本塁打 筒香18号(3回表2ラン)※Deのみ