ベイスターズさんの若手先発起用とオープナー問題

 前日はサヨナラ勝利、このまま連勝を続けてほしいですね。

 【2019年6月20日本ハム戦】

 先発は阪口投手。ストレートとカットボールのキレはよいもののコントロールが定まらない。前回登板とあまり変わり映えはしない模様。早めの降板で1週間前と同じような投手起用となりました。

 1週間前は敗戦処理側(Bチームという呼び方をしている人が多いようですが)リリーフ陣が好投を見せていましたが、本日は日ハムさんの一発攻勢にやられましたね。

 打線はチャンスをいくつかつくっていたものの、残塁を重ねてしまいました。昨日までの勢いがちょっと止まってしまったのかな。流れを明け渡すような形になってしまい、敗戦。前日のようなシーソーゲームになりかけましたけどね。

 本日に関しては筒香選手が復調の兆しを見せているところが収穫かな。神里選手にヒットが出てないのが気になりますが、いい当たりは出ていたので、タイミングの問題ではないような気がします。落ち込まずに、平常心で次の試合に臨んでほしいなあ。

 で、今回は投手起用のことを少々。本日は阪口投手1イニングで降板。次に出てきた国吉投手が4イニング投げて、三嶋-エスコバー-武藤-赤間とリレー。1週間前は先発阪口投手が1回2/3で降板。赤間-藤岡-石田-国吉とリレーしました。早い降板だったということはリリーフ陣も早めに用意をしていたのでしょうね。

 今季当初、ラミレス監督のオープナー採用がちょっとだけ話題になりましたね。オープナーとはリリーフ投手が先発してあとはリリーフ陣で1試合を賄う方法です。メジャーリーグでは結構採用されているようですね。以前、国吉投手を登板登板させて、散々な結果となったことがありましたが、今週、先週の阪口投手の登板はほとんどオープナーみたいなものなんじゃないかなと思いました。

 個人的に、オープナーって日本球界には合わないような気がしていました。メジャーとはベンチ登録枠の数が違うのと、日本球界は先発投手が中6日で投げているのに対し、メジャーは中4日ですものね。根本的に基本条件が違う。

 でもですよ。6人の先発ローテ枠の中に1枠、若手ブレイク枠を設けて、オープナー的にしておくのはアリかもしれないなと思いました。よくなかったらすぐに代えて、リリーフ陣に任せる。

 このメリットは、若手先発の育成と登板の少ない敗戦処理リリーフ陣(Bチーム)の有効活用、そして勝パリリーフ陣の休養。と、私はみていますけど、いかがでしょうか。

 いい風に言いましたけど、これ、根本的にはローテが1人足りてないってことで、昔風に言えば、ローテの谷間ってことなんですよね。というか、昔は先発中継ぎ兼用みたいな投手が結構いたしなあ。欠端投手とか岡本透投手とか関口投手とか。

 私が言いたいのは、オープナーを使う状況ってチーム状態としてはピンチであるってこと。先発投手が揃っているにこしたこたあない。嗚呼、少々って言ったのに長くなってしまいました…。

 次は交流戦最終カードですね。その後は休みがあるんで、思う存分、がんばってほしいですね。

 

6月19日 横浜スタジアム(ホーム)

De4-8日本ハム

敗戦投手 エスコバー (2勝2敗0S)

本塁打 筒香14号(3回裏ソロ)※Deのみ