今季のキーマンは桑原将志と乙坂智なんじゃないか問題

 チーム状態がいいですね。長く維持してほしいです。

 【2019年6月19日本ハム戦】

 先発は飯塚投手(新潟県出身)。新潟・山形地震があった直後の登板です。というか、今季初登板なんですね。立ち上がりからストレートも走っていて好投が続いたのですが、中盤に捕まってしまいましたね。惜しかった。悔しい降板となってしまいました。次の登板に向けて、また、しっかり準備してほしいです。ボール自体はよかったので、勝てる投手になりそうな予感がします。

 試合は、流れがどちらに転んでもおかしくないシーソーゲームでした。リードしていたものの中盤の失点から日ハムさんに流れがいきかけて、ソト選手が逆転3ラン。ところが、不運な当たりもあって、同点に追いつかれてしまいます。じりじりと追い詰めてくる日ハムさん。9回、マウンドにあがったエスコバー投手も無死1,2塁というピンチを作ってしまいました。

 しかし、ここからの気迫の投球。なんとか0点に抑えると、流れが一気にベイスターズサイドに。ロペス選手のヒットから宮崎選手のエンドラン。そして、大和選手がサヨナラ安打。鮮やかなサヨナラ勝利でした。

 今季に入ってこんな好ゲームを作ったのは初めてだったのではないでしょうか。2019年のチームができはじめましたね。

 いい試合ができるようになったのは交流戦の西武戦あたりからではないでしょうか。このときに活躍したのが桑原選手と乙坂選手。本日も先制本塁打を放ったのが桑原選手で、サヨナラのホームを踏んだのが乙坂選手(代走)。

 キャラクター的にも2人が打つと、勢いがつきますね。なんとなくですけど、2人はベイスターズらしさを体現しているような気がします。

 ただ、ポジションが重なるのが悩ましい。2人の使い方はこれからの見どころになっていくのではないでしょうか。今、神里選手が3試合、ヒットがありません。セリーグ首位打者争いに名を連ねている神里選手ですが、うかうかできない立場になってきました。神里選手はまだシーズン通して働いたことがないんですよね。もう一度、調子を上げてこれるのかどうか。

 チームはこの勢いを維持していってほしいですね。夏場は体力が削られるので、選手たちは体のケアを充分にしてもらいたいです。

 

6月19日 横浜スタジアム(ホーム)

De7×-6日本ハム

勝利投手 エスコバー (2勝1敗0S)

本塁打 桑原2号(1回裏ソロ)、宮崎10号(2回裏ソロ)、ソト21号(5回裏3ラン)