やっぱり東克樹のストレートが戻ってこない問題~平良拳太郎も、じゃあ藤岡好明は?~

 交流戦ファーストカードのオリックス戦。どうにか勝ち越したいところですけどね。

 【2019年6月6日オリックス戦】

 先発は東投手。ケガ明けの今季は悪いながらの投球が多かったのですけど、本日は悪いところが出ちゃったのかな。ストレートに力がなくて、チェンジアップに頼ってしまう投球。コントロールもあまりよくないので、毎回アップアップになってしまってました。

 打線はソト選手がブレーキですね。交流戦3試合ともにノーヒット。ソト選手の調子のよしあしって、どうなって、そうなっているのか、わからないですね。宮崎選手は引っ掛けることが増えたり、ロペス選手は引っ張りすぎたり、大和選手は疲れてバットの出が悪くなるとか、「今、だめだなあ」っていうポイントがわかるんですけどね。ソト選手はフォーム変わってないしなあ。しいてあげると、よくないときは、外のボール球になる変化球に手を出してしまいますね。

 でも、まあ、ほかの選手はヒットが出ています。打順変え時なのかもですね。

 結果1点差負け。惜しいっちゃあ、惜しいのだけど、勝ち越してほしかったですね。

 本日は、一旦先発陣を取り上げたいです。東投手と平良投手。2人ともストレートに力がないなあ思いました。なので、変化球に頼らざるを得ない配球になってしまいますね。怖くてストレートを投げさせられないもの。ストレートが投げられなくなると、緩急を使ってタイミングを外すという芸当もできなくなる。自分の思うような球が行かなくなると力んじゃって、コントロールも悪くなる。徐々に自分の首を絞めるようになる。厳しいですね。

  ストレートの力がなくても抑えているベイスターズの投手というと藤岡投手ですね。14登板(6月6日現在)で防御率0。ストレートに力がなくても、うまく交わして抑えてしまう。老獪な投手ですね。

 藤岡投手はコントロールがいいですね。テンポもいい。表情も変えない。仕事人って感じがしますね。

 じゃあ、東投手と平良投手に藤岡投手を目指してほしいってわけでもなくて。「今日は調子が悪いな」と思ったときの切り替えというか。低めに集めるようにするとか、その日は、違うバージョンのピッチングをするとか、考えられるようになったらいいなと思うのです。フォームのチェックとか、ストレートに力が伝わるようにするとかは、また次の登板までに仕上げて、その日のうちにできることはやってほしいなと思います。

 あーあ、嫌だな。説教垂れる上司みたいな言いようになっちゃった。また、次よ。次。トゥモアナ。

6月6日 京セラドーム大阪(ビジター)

De2-3オリックス

敗戦投手  東 (3勝2敗0S)

本塁打 筒香12号(8回表ソロ)※Deのみ