柴田竜拓の右手一本ヒット問題

 中日さん相手に連勝。さて、これからは大型連敗中のヤクルトさんが相手です。

 【2019年5月31日対ヤクルト戦】

 先発は今永投手。抜け球がいくつかありましたし、低めの変化球はボール球になってしまう。悪いながらもうまく抑えました。ストレートがいいんでしょうかね。腕の振りがよかったのでしょうか。

 試合のポイントとなったのは7回表の2死1,2塁で代打雄平選手の場面。3-2のカウントで高めに抜けた変化球を空振り三振に取ることができました。腕が振れている分、釣られたのでしょうかね。この1球で流れを引き寄せることができました。同じ7回の裏には追加点をもぎ取ることができました。

 打線は好調を維持していますね。中でも今回焦点を当てたいと思ったのは柴田選手です。もちろん7回裏の3ベースは素晴らしいバッティングでした。5回裏の1,2塁間を抜ける右手一本で振りぬいたヒットも注目すべき1本だと思っています。

 あの右手一本ヒット 、前カードの中日戦でもありましたね。柴田選手のヒットパターンがまた一つ増えたなあと感慨深く思います。

 私が見る柴田選手は、2016年は2軍でしっかりとプロの目を養う1年。打者としては引っ張り専門だったように思います。

 2017年におっつけるバッティングができるようになって、2018年には粘りながら四球をとれるようになった。

 今季の柴田選手は極端なオープンスタンスになりました。それが理由になるのかどうかわかりませんが、低めの変化球にうまく合わせるバッティングをするようになってますね。

 強い打球も打てて、押っ付けることもできて、変化球にうまく合わせてライト前にも持っていける。さらに粘った上で四球をもぎとることができる。

 柴田選手の出塁パターンが増えました。少しずつではありますが、バージョンアップしている。

 レギュラーポジションを奪うところまでいくかどうかは置いておいて、まずは一つ一つ吸収すること。やるべきことをやっていたら、自ずとレギュラーは目の前にやってくるのではないかと思います。

 とりあえず、一つ一つ。明日のためにお肌の手入れをして寝ましょう。

 

5月31日 横浜スタジアム(ホーム)

De3-2ヤクルト

勝利投手 今永 (6勝2敗0S)

セーブ 山崎 (1勝1敗8S)

本塁打 ソト15号(1回裏ソロ)