柴田竜拓の焦り問題

 本日からは神宮でヤクルト戦。なりふり構わず、勝ちにいきましょう。

 【2019年5月17日対ヤクルト戦】

 先発は今永投手。甘めのボールも多かったですけど、今季はストレートがいいんでしょうね。ボール球になるストレートも空振ってくれます。ホップしているように見えるんですかね。危ない場面もありましたが、乗り越えました。エースの道をまた一歩前進したように見えました。

 打線はね。つながりつつありますよね。ソト選手にヒットが出ると、連打がつながっていきますね。でもソト選手。まだアウトコースの甘いボールしかヒットにならない感じ。ど真ん中を打ち損じてますね。一瞬のタイミングなのか、ポイントがずれているのか、よくわかりませんけど、きっかけをつかんでほしいなあ。内角を思いっきり引っ張る打球は最近見てないので、そういうバッティングができたらいいのかなあ。よくわかんない。

 本日の試合は1点差を逃げ切っての勝利です。今季初みたいですね。パットン投手、エスコバー投手がなんとかつないで、逃げ切りました。

 7回のピンチのときは逆転されそうな匂いがありましたね。ピンチを広げてしまったのは1アウト1,3塁でのボテボテセカンドゴロを柴田選手が2塁に投げて暴投。ちょっと焦ってませんかね。確かに2塁をアウトにすると、ピッチャーは楽になりますけど、かなり難しいプレーになりますよね。体を反転させたうえでランナーと重なる方向での送球。タイミング的にもギリギリだったので、素直に1塁に投げた方がいいんじゃないかなあと。

 ああいうプレイが出てしまったのは、やっぱり勝ててない焦りがあるんじゃないかなあと思うんです。勝てていないと一瞬の判断も鈍ってしまうんじゃないかなあって。余裕がなくなってしまいますよね。「勝たなければならない」って思うんじゃなくて、「1点取られても、取り返せばいいや」っていうくらいの気持ちで挑んでほしいんですけど、今のチーム状態ではなかなかね。

 でも、ちょっとずつ、よくなっているような気がします。パットン投手が帰ってきたことで、リリーフ陣にちょっとだけ安定感が生まれました。宮崎選手の調子が底を抜けたことで、打線にもつながりが出てきました。1つ1つ、勝っていくことで、勢いを取り戻すことができるんじゃないかなあと思います。勝つことが特効薬。

 

5月17日 明治神宮野球場(ビジター)

De4-3ヤクルト

勝利投手  今永 (5勝1敗0S)

セーブ 山崎 (1勝1敗5S)

本塁打 ロペス8号(4回表ソロ)※Deのみ