ベイスターズさん、4月で完封2つもしてしまう問題~投球数と疲れは比例するのか~

 阪神戦を勝ち越して、本日からはホームで広島さんを迎えます。

 なんか、今季の広島さんは元気がないみたいですね。実際のところはどうなのでしょうか。

 【2019年4月12日対広島戦】

 

  本日の先発は今永投手でした。ストレートもチェンジアップもキレよく、左右に散らした好投でした。打線もよくつないで、タイムリーに本塁打によく打ちました。ちょっと懸念していたソト選手はすんなりバットが出て本塁打。よかったです。

 本日は最初から安心して観ていられる快勝。ちょっと、ここ数年でもちょっと見られなかった勝ち方じゃないですかね。広島さんはちょっと元気がないみたいですね。重症じゃないですか。

 今永投手は105球1安打完封でした。球数も少なく、ピンチらしいピンチもなかったので、疲れもあまり残らなかったのではないでしょうか。

 ベイスターズさんは4月中旬で早くも2完封。ちょっと、この記録も過去数年では珍しいのではないでしょうか。

 やはり三浦コーチ就任が大きいのかもしれないですね。昨季までは篠原・木塚という両リリーフ出身の投手コーチ体制でしたが、先発出身のコーチがベンチにいるというだけで、やっぱり違うというか。先発投手のケアというか、状況によって、どう声を掛けたらいいのか、わかっているんじゃないかなあと思うのです。

 あと、試合展開によって、疲れがたまっているのか、たまっていないのか。この感じだったら続投させてもいいのか、よくないのか。この辺もわかっているのは先発出身の投手コーチ。特に三浦コーチは2016年まで現役でしたから、ベンチの信頼も厚いでしょうしね。ラミレス監督も元同僚ですし。

 で、ちょっと思ったのは投球数と疲れって比例するのかなあと。先発とリリーフって球数だけで考えたら先発の方が多い。肩は消耗品っていう考え方も広く知られてます(あってるのかどうかわかりませんけど)。となれば、先発の方が疲れがたまるということになりますね。

 話は変わりますけど、私事ですが、2月に沖縄で挙式をあげたんですけど、すげえ疲れたんですよ。父は亡くなっているので、うちは母だけを連れていって。で、奥さんのご親族はほとんど沖縄在住なので、向こうで食事会なんかもやったりして。

 大して動いてないのにいろいろなーんか気疲れしちゃって。仕事より仕事した感じ。その週は呆けてましたね。ぐったりしちゃった。

 何を言いたいかというとですね。リリーフってすごい気疲れする仕事じゃないですか。投球数は少ないかもしれないけど、毎日のように、勝負の左右される場面で出てきて、抑えなければならない。ピッチングによって先発投手の勝利投手の権利をはく奪してしまうこともある。人の人生も背負って投げてるわけですよね。

 もし打たれてしまったら、悔恨の想いが蘇っちゃって、寝れないですよね。そしたら疲れも取れないじゃないですか。

 本日、ダゾーンを見ていたら解説の佐伯貴弘さんが「野球ってつくづくメンタルに左右されるスポーツですね」とお話をされてました。もちろん、投球数が多いとそれだけ肩に負担がかかると思うんですけど、疲れと比例するものではないのではないのかなあと仮説を立ててみました。

 さ。ベイスターズさんは広島戦2つあったら1日お休み。来週のスケジュールは結構のんびりとしてますね。勝てる試合は1つ1つ取っていってほしい…だよー。

4月12日 横浜スタジアム(ホーム)

De6-0広島

勝利投手 今永 (2勝1敗0S)

本塁打 伊藤光1号(6回裏2ラン)、ソト5号(7回裏2ラン)