ネフタリ・ソトは復活できるのか問題

 昨年大いに負け越した阪神戦。最初に叩いておきたいところですが、初戦に手痛い逆転負け。2戦目は濵口投手の完封勝利。できることなら、勝ち越したい。苦手意識を払拭するには、最初が肝心。 

 【2019年4月11日対阪神戦】

 先発はルーキーの大貫投手。オープン戦で好投を続けてからの開幕ローテ入り。崩れそうで崩れない。右打者の食い込むようなツーシームがよかったですね。上茶谷投手を出し抜いての初勝利となりました。

 リリーフは国吉投手が2イニング無失点。ストレートもカットボールも決め球になる。メンタルが乱れることなく、このままマイペースで今のピッチングを続けてほしいですね。

 続くパットン投手は四球を出しながらも抑えてくれました。1つ1つ抑えることで自身を取り戻してほしいですね。

 抑えのヤマヤス投手は本日初セーブ。今年もしっかりと働いてくれそうです。

 打線は好調をキープ。先頭の神里選手、中軸のロペス・筒香の両選手、そして下位の大和・伊藤の両選手。この5選手がいい仕事をしてくれています。

 中軸では宮崎選手が本日2安打。少しずつではありますが、打球が上に上がってきましたね。もうちょっと。

 もう一人の中軸、ソト選手がやや心配ですかね。

 ソト選手は阪神戦初戦に手痛いエラーをしてしまいました。バッティング自体も本塁打4本出てはいるものの、現在打率.182と不調気味です。

 本日、見た感じだと、食い込まれ気味の打球が多いような気がします。始動が遅いんですかね。寒い日が続いているので、体が思うように動かないのでしょうか。

 ソト選手というと、長打力はもとより、シャープなバッティングが特長だと思うのです。リラックスした体勢からすんなりとバットが出ていく。軽く振っただけなのに、軽くスタンド入りしてしまう。

 多分、まだ、ちょっとズレているだけなのだと思います。あまり悩みこんでしまうとスランプの心配があるので、田代さんと相談しながら、調整してほしいなあと思います。

 ソト選手の元気な姿をもっとたくさん見たい…だよー。

 

4月11日 阪神甲子園球場(ビジター)

De5-2阪神

勝利投手 大貫 (1勝0敗0S)

セーブ 山崎 (1勝0敗1S)

本塁打 神里2号(6回表3ラン)※Deのみ