濵口遥大の悪い流れを断ち切る力問題

 ひどい負け方をした次の日。荒れた試合の次の日。鬼門阪神戦の最初の3連戦なので、このままズルズルいかないようにしてほしいですね。この試合はぜひ取りたい。

【2019年4月10日対阪神戦】

 先発は阪神キラーの濵口投手。相手打者を翻弄する好投でした。阪神打線が全くタイミングが合ってなかったですね。8回は2死満塁のピンチを迎えましたが、気合で抑えました。結果、9回136球投げて、被安打1の完封勝利。濵口投手はプロ入り初完封となりました。おめでとうございます。

 ヒロインでは「スライダーやチェンジアップがよく決まった」と濵口投手は話していましたが、右打者に対してのクロスファイアがよかったように思います。角度があって、いいボールだったように感じました。

 三浦大輔投手コーチが就任してから、先発投手を長く投げさせるようになりましたね。リリーフ陣が不調気味ということもありましたが、先発出身の番長がある程度、先発投手の管理を任されているのかなあと思います。実際のところはわかんないですけどね。

 濵口投手の本日の投げっぷりに関しては、2017年の日本シリーズを思い出しました。あのときも、ソフトバンクさん相手に3連敗して、崖っぷちの中で濵口投手が好投してくれました。

 もしかしたら、濵口投手って、そういう星の元に生まれた選手なのかもしれませんね。そして、「悪い流れを断ち切ろう」という強い心を持った選手なのだと思います。

 チームが優勝するためにはこういう選手が必要です。むしろ、全員がそういう選手だったらいいのになあと思います。

 

4月10日 阪神甲子園球場(ビジター)

De2-0阪神

勝利投手 濵口(1勝0敗0S)

本塁打 神里1号(5回表ソロ)、ロペス1号(7回表ソロ)