今永昇太は1年通じて働き切ってくれるのかどうか問題

【2019年3月29日対中日戦】

 開幕戦ですね。ベイスターズさんは毎年、開幕戦には弱いのですけど、今年はどうでしょうね。先発は今永投手です。

 試合は0-0の均衡が7回表まで保たれましたが、7回裏に筒香選手の2点タイムリーが出た後に、怒涛の8得点。これもやきうの1つというか。人間臭さを感じるというか。中日さんの緊張の糸が切れたという言い方をするのは合っているのか、違うのか。とにかく、ベイスターズさん的には一気に攻められてよかったですね。 

  この試合をしっかり作ってくれたのは今永投手。緩急を使いつつ、コースにもしっかり投げ分けられてました。ストレートも走っていたみたいですし、変化球のキレもよさげでしたね。

 今年の今永投手は球の出どころを気を付けているそうですね。神奈川新聞かなんかで見ましたけど、いろいろ試した結果、いつの間にか、いいときのフォームが戻ったのだとか。

 調子がいいときはね。いいんです。私が声を大にして言いたいのは、調子の悪いときをどうピッチングするのか。一般生活でいうと、「風邪引いているけど仕事をしなければならないとき、どうやって、ごまかしごまかしやっていけるのか」。

 今永投手。途中、ランナーを出した場面では逆球がいくつか見られましたね。何度か崩れそうになりましたが、復活しました。

 このピッチングを1年通してやってくれるのかどうか。今永投手って、これまで、立ち上がり崩れると、どうにも戻せないことが結構、あったんですよね。悪い時を悪いなりになんとか試合を作ることができれば、勝ち星を積み重ねることができるんじゃないかと思います。

 とにかく、幸先のよい試合でよかった…だよー。 

3月29日 横浜スタジアム(ホーム)

De8-1中日

勝利投手 今永(1勝0敗0S)

本塁打 筒香1号(8回裏3ラン)