国吉佑樹と今永昇太は復活できるのか問題

【2018年9月25日対広島戦】

 綱渡りの勝利をあげた翌日も、広島さんの胴上げがかかった試合が行われます。ベイスターズさんもCSがかかっているので、負けられません。

  そんな中、本日は約2年2か月ぶりの先発として国吉投手が抜擢されました。今季は2軍でも先発登板はなかったそうですね。ですが、3回2/3無失点の好投。大家コーチ直伝のカットボールが中心になるのかなあと思っていましたが、カーブやフォークがきれいに決まっていました。ストレートもキレがありましたね。急な先発指名にプレッシャーを感じる暇もなくて、肩に力が入ることがなく、楽に投げられることができたのではないでしょうか。

 ただ、ランナーを出した時はストレートが入らない。ランナーがいなくてもセットポジションで投げていたのですが、クイックがダメなんですかね。ある程度、ゾーンに入ってきたストレートであれば、相手打者も打てないと思うんですけどね。ここ、まだ課題ですね。もしかしたら、”国与四”の蔑称を返上し、かつてのニックネーム”ハマのダルビッシュ”復活はあり得るんじゃないですかね。ただ、国吉投手、27歳ですからね。時間はないですよ。

 ゲームは本日もマシンガン継投でリリーフがつなぎ、嶺井・乙坂の伏兵両選手のタイムリー、筒香・ロペスのハマが誇る両主砲による本塁打によって、勝利をあげることができました。ヤクルトさんも勝って胴上げも阻止。ベイスターズさんは土壇場に強いですねえ。

 ただ、気になったのは同点にされてしまった今永投手。今まで何が悪かったのかわかんなかったのですけど、どうも変化球の精度が悪いみたいですね。中に集まっちゃう。嶺井捕手はほぼ外のボール球を要求しているのに、中に入っちゃう。あれ、変化球の精度が悪いのを嶺井捕手も気にしてて、わざとゾーンの外側構えてるんじゃないですかね。

 あと、クセみたいなのがバレてるのかもなあ。丸選手への被弾なんか、タイミングばっちりでしたもんね。

 今永投手、ストレートは150近いのを投げるんですよね。今季はストレート中心に変えていった方がいいんじゃないですかね。抜本的な今永改革は来季から。

 国吉投手と今永投手が復活してくれると来季以降楽しみなんですけどね。もともと、力のある投手であるだけに、なんとか修正してもらいたいです。

 次は甲子園で阪神戦ですか。ここを最低でも1勝1敗で乗り切ってほしい…だよー。

9月25日 マツダスタジアム(ビジター)

De5-3広島

勝利投手 パットン (4勝1敗0S)

セーブ 山崎 (2勝4敗34S)

本塁打 筒香38号(2回表ソロ)、ロペス24号(8回表2ラン) ※Deのみ

63勝69敗2分 残り試合9

2位と5.5ゲーム差 現在3位