なぜ、アレックス・ラミレス監督はあの場面でバントをさせなかったのか問題

【2018年9月11日対広島戦】

 今季初のヤクルト戦勝ち越し後に乗り込んだマツダスタジアム。対戦相手である強豪・首位広島は現在5連敗中です。さあ、ベイスターズさん付け入ることができるのでしょうか。

  先発は濵口投手でした。いつも通り、コントロール難ではありましたが、ボールはよかったと思いました。ストレートもよかったですし、魔球・チェンジアップもいいところに落ちてましたね。逆球でもボール自体がよければ抑えられる典型みたいなピッチングだったと思います。

 打線は序盤・中盤・終盤といいところで点数を取ることができました。ソト選手の本塁打はすごかったですね。ポイントがかなり後ろでしたけど、ストレートと力で押し込んだようなバッティングでした。

 あれ、おかしいなと思ったのは1点差に詰められた9回表の攻撃。先頭の石川選手がヒットで出て無死1塁となりましたが、次の打者、桑原選手は見逃し三振。続く大和選手は進塁打を放ちましたが、柴田選手は空振り三振で無得点でした。

 ちぐはぐですね。なぜ、桑原選手にバントをさせなかったのでしょうか。

 ライト前ヒットでもなれば無死1,3塁でチャンスを広げることにはなりますが、ここでほしいのは1点。バントで2塁に送ることができれば、相手投手にプレッシャーをかけることができます。そうすると、配球も変わってくるはず。

 桑原選手も大和選手も打席の中でどこか迷っている感じがしましたね。首脳陣と意志疎通ができてないような気がします。コミュニケーションをきっちりとってほしいですね。

 本日は辛勝でした。試合展開的には余裕をもって勝ってもらいたかったです。でも、徐々にチーム状況がよくなってきたような気がします。このまま連勝を伸ばしてほしい…だよー。

9月9日 マツダスタジアム(ビジター)

De5-4広島

勝利投手 濵口 (3勝5敗0S)

セーブ 山崎 (2勝4敗29S)

本塁打 ソト30号(4回表2ラン)

首位と16ゲーム差 3位と3ゲーム差