2018年のベイスターズさん、流れに乗りきれない問題

【2018年9月1日対阪神

 前日の試合ではロペス選手、ソト選手の本塁打もあって序盤に4対1と3点リードとするも雨天中止。集中豪雨だったようですが、yahooの雨雲レーダーを見ている限りでは20分くらい待てば、雨が止む予定でした。しかしながら、中止となってしまう。twitterの現地情報によると、時間通り待てば雨も止み、地面も渇いていたそうです。

 さて、この悔しい中止を乗り越えて、本日は勝利を呼び込むことができるのでしょうか。

  先発は京山投手。初回は丁寧につこうとしすぎたのか、慎重になりすぎたのか、低めのボール球が多かったです。大量失点になりそうなところを2失点で抑え、2回から4回はリズムに乗ることができました。

 しかし、5回表は先頭の糸原選手をストレートの四球。ミスもあって3失点。計5失点。攻め切れない。粘り切れない。そんなピッチングだったように見えました。

 相手先発の小野投手もコントロール難に苦しんでいました。3得点はあげるものの攻め切れない。3回表、2死満塁フルカウントでボール球に手を出して空振り三振となった伊藤光選手の打席も痛かったですね。4回表、5回表も先頭打者が出るも得点をあげられず。流れを自ら手渡してしまったように見えました。

 2点ビハインドでロングリリーフ・石田投手が登板。6回は無失点に抑えましたが、7回裏先頭打者・福留選手に0-2からの本塁打を打たれてしまう。外中心に2ストライクをとったあと、福留選手がニヤッと笑ったんです。いやだなあ。いやだなあと思ったところでの本塁打でした。ちょっと真ん中には入っていましたが、低めのボール球。ただし、福留選手の得意なところ。「仕方ない」という声もあるかと思いますが、慎重に投げてほしかったなあと思いました。

 7回裏はその後大和選手のトンネルもあって計3失点。5点差で能見-ドリスとつないだ阪神の勝ち。9回表の攻撃は全く手が出ない感じでした。

 そういえば2点ビハインドの6回表にもチャンスがあったんですよね。2死2塁で宮崎選手。フルカウントから阪神・桑原投手が投げたボールは抜けたインコースのスライダー。ボール球と見切ったと思った瞬間、主審の手が挙がってストライク。宮崎選手は不服そうにしていましたね。このプレイもこの試合のポイントだったように思えます。

 今季のベイスターズさんは流れに乗り切れない試合が多いですね。一つにこういう理由があるのかなと思います。

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 キャンプから合流しても、適応するのって時間がかかるんですね。センターラインだからというのもあるのでしょうかね。そうしたら、捕手の伊藤選手なんか、もっと大変でしょうに。

 7年前の真っ白な状態からチーム作りをしていたDeNAですが、岐路に立たされているような気がします。なんとか、立て直してほしい…だよー。

 

9月1日 阪神甲子園球場(ビジター)

De3-8阪神

敗戦投手 京山 (5勝5敗0S)

 

首位と19ゲーム差 3位と4ゲーム差