石田健大のピンチの中でのピッチング問題

【2018年7月21日対阪神

  7月のこの時期のナイターでも暑いは暑いんですよね。

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 本日の席はバックネット裏スターサイドの一番上でした。上にいるので風が通って気持ちよいこともあります。でも暑かった。人工芝の上でプレーをしている選手たちはどうでしょうね。蒸し風呂の中で”やきう”をやっているような感じになるんじゃないでしょうか。そりゃあ試合も荒れるわ。

 最大4点差ありましたが、2点差までは追い詰めました。6回裏と8回裏にはもう1点は取れそうなシチュエーションを作りましたけどね。あと1本が出なかった。8回1死2,3塁の梶谷隆幸選手の打席は見ごたえありましたけどね。ファーストストライクの甘い変化球を捉えきれなかったのが敗因です。相手阪神の能見投手が一枚上手だったということでしょう。最終的には低めのスライダーを空振り三振。「梶谷隆幸のやる気のなさそうな空振り問題2018」をタイトルにしようかと思いましたが、やめました。それよりも、今季はケガでそれほど働いていないので「梶谷隆幸、2013年夏ふたたび」を待ちたいと思っています。

 なんやかんや言っても、結局は先発・石田投手が突如崩れて5失点を喫したのが痛かったですね。3回表1死で阪神糸原選手が二遊間を抜けるゴロで出塁した後、北條選手がヒットエンドラン成功で1,3塁になります。

 ここで流れが阪神にぐっと傾きます。長打だけは避けたい場面だったのですが、本塁打ですべてのランナーを返した上でソロ被弾されてしまう最悪の結果となりました。

 石田投手はつい最近、リリーフを経験しましたね。あれはラミレス監督が「先発でもリリーフでも初回から飛ばしていけ」というメッセージだったのではないかと思うのです。シーズン序盤、立ち上がりが悪くてすぐに失点してしまう場面をよく見ました。本日の試合では、立ち上がりは悪くなかった。ボール先行となってもカウントをすぐに整えることができた。

 ピンチになってからのピッチングはよくなかったですね。今季はこれまでもピンチでのピッチングはよくなかった。自分のペースを見失っているように見えますね。

 これはきっと、石田投手の課題なのだと思います。もうシーズンも後半戦なんですけどね。なんとか、よい石田投手に戻ってきてほしい…だよー。

 それにしても暑かった…

7月21日 横浜スタジアム(ホーム)

De5-7阪神

敗戦投手  石田 (2勝6敗0S)

本塁打  ロペス17号(2回裏2ラン)、ソト11号(6回裏ソロ) ※Deのみ